R01 活動の記録

附属中1年 保護者会

 12月6日(金)午後、中学1年生の保護者会が開催されました。授業参観の後、旭城ホールにおいて、県立足利中央特別支援学校 栄養教諭 鹿住真由美先生を講師にお招きし、食育に関する講話がありました。「成長期における食生活」と題して、現代の子どもの現状、成長期における栄養、栄養バランスについてなど、豊富な資料をもとに、具体的に例をあげ、お話をいただきました。朝食をしっかり食べている子は、成績もよいという話や、カルシウムや鉄分の重要性など、自分の食生活も振り返りながら、中学生の成長期に大切なことをわかりやすくお話しいただきました。参加された保護者の皆様もうなずきながら、メモをしっかりとりながら聞いていました。鹿住先生、お忙しい中、御講話いただきありがとうございました。

 その後、保護者会があり、校長から2学期を振り返って、学校生活の様子や、生徒たちのさまざまな活躍などの話がありました。また、明治大学文学部教授 齋藤孝さんの著書『本当の頭の良さって何だろう』の話題から、「何のために学校に行くか」について「毎日ほかの人と関わりに行くことに意味がある」と述べ、ルールの中で生活し、集団の中の一人としてほかの人たちとそれなりにうまくやっていく力を養うこと、それが、社会人として生きていくための予行演習となっている。「こういうことを言うと、友達を怒らせてしまう」とか「こういうことをすると部活の先輩ににらまれる」といった経験の中で学んでいくことで、人との距離の取り方がわかってくる。対人関係の基礎力がついてくる、とのことでした。また、副題が「勉強と人生に役立つ、一生使えるものの考え方」であり、保護者の方にもおすすめの本との紹介がありました。次に、生徒指導部から2学期の振り返りと冬休みの過ごし方などについて、学習指導部から学習に取り組む生徒の現状と課題、先日行われた中学総合学力調査について、学年主任から今後の予定と2学期の振り返りについて話がありました。最後に、各クラスで学級懇談を行い終了しました。
 保護者の皆様には、お忙しいところ御参加いただきありがとうございました。