R01 活動の記録

附属中1年 環境教育

 11月8日(金)の3・4限目に足利大学総合研究センター長の中條祐一教授を講師にお迎えし、「途上国のための再生可能エネルギー 太陽熱利用技術の展開を例に」と題して、旭城ホールにおいて、御講話をいただきました。
 先生のお話から、現在でも世界の人口の約半分は、薪や炭などのバイオマス燃料を必要としていることや、バイオマス燃料を屋内で使用していることにより、多くの子どもや女性たちに健康被害が出ていることが分かりました。また、先生が実際にアフリカ諸国でソーラークッカーの普及活動を行っている様子を御紹介いただきました。同じソーラークッカーを普及するにも、それぞれの国で、いろいろな苦労があることを知りました。

 その後、屋上に移動し、パネル型のソーラークッカーでパウンドケーキやブロックの厚切りのお肉が見事に焼けている様子を見せていただきました。旭城ホールに戻り、焼き上がったパウンドケーキは中條先生が自ら切り分けてくださり、生徒たちは一口ずついただきました。今日の御講話や経験を、今後の持続可能な社会づくりに生かしていこうと思います。中條先生には、大変お忙しいところ、お世話になり、ありがとうございました。