校長室便り

【高2】ニューヨーク・バレエ留学

11月18日(金)、「マラソン・ウォーキング大会」終了後、高校2年2組小林優花さんが、12月の「バレエ留学」の報告に来てくれました。

 

小林さんは、12月5日~23日の17日間、ニューヨークの「ミッド マンハッタン パフォーミング アーツ MID Manhattan Performing Artshttps://www.midarts.info/ のプロフェッショナルトレーニングプログラムに参加する予定です。

 

プログラムの内容は、

バレエ・レパートリー・コンテンポラリー・モダン・シアタージャズ・タップ・演技・リハーサル・ヨガ・その他

12月18日には、ニューヨークブロードウェイ96丁目のシアターにて劇場パフォーマンス

12月23日には、学んだことを披露するスタジオパフォーマンス(成果発表会

また、現地で活躍するダンサーらとの交流会·質問会もあるそうです。

(「MID Manhattan Performing Arts」のHP掲載の写真)

 

小林さんは、小学1年生から、市内のバレエスタジオで、バレエを始めました。

中学2年生の時は、ロシア連邦のバシコルトスタン共和国の首都ウファにある「ルドルフ・ヌレエフ記念ロシア国立バシキール・バレエ・アカデミー」で、夏休み中の2週間、留学したそうです。その後、高2の9月から、そこで長期の留学をする予定でしたが、ウクライナ情勢のため、実現できませんでした。

 

そこで、今年8月に川崎市で開催された「日本国際バレエフェスティバル2022https://www.japanballet.com/ のオーディションに出場し、見事、ニューヨークの「MID Manhattan Performing Arts」の1ヶ月間授業料半額免除の奨学金を獲得することができました。その結果を受け、12月に行われる今回のバレエ留学が実現することになりました。おめでとうございます。また、来年6月には、ポルトガルのバレエ学校に、短期(2週間)留学することも決まったそうです。

オーディションの時の写真です。「アレルキナーダ」というバレエの演目の中から踊ったそうです。

 

最後に、小林さんは「バレエなしの生活は考えられない。将来はバレエを仕事にしていきたい。」と話してくれました。日本は、まだまだバレエは特別なもの、という見方が強いそうですが、欧米では、バレエは映画や演劇、コンサートを見に行くのと同じくらいポピュラーな楽しみであり、たくさんのバレエ団やバレエ学校もあり、そういった環境の中でバレエをやっていくことが夢だそうです。

まずは、クリスマスのニューヨークでのバレエのレッスンを楽しんできてください。

希望あるところに未来は開けると思います。