校長室便り

【中2】「数学」の授業見学(安藤先生)

5月23日(月)5限目、中学2年3組の「数学」の授業(安藤先生)を見学しました。
今日のめあては「加減法を使って 連立方程式を解こう」です。計算問題を解く1日目でした。

授業では、まず、この時間で解く問題が示され、それを時間内で解いていきます。


自分で解ける生徒はどんどん進めることもでき、疑問が生じた生徒は、グループ内の仲間に教えてもらいます。



得意な生徒は、どんどん教えてくれています。



問題が全部解けた生徒は、答えを確認に来ていました。






ノートも試行錯誤しながら、工夫していました。


その間、先生は、あえて教えようとせず、解くヒントや考え方をさりげなく伝えています。生徒たちは、自分のペースで問題を解くことができるので、安心して集中することができます。


最後に、今日のまとめの問題(これができれば、今日のめあては達成)をみんなで解いていきます。

このような授業の進め方により、一斉に同じペースで問題を解くのではなく、自分のペースで、分からないときは気軽にグループ内で聞くことができるようになりました。その分、先生は生徒の理解の様子や苦手意識などを把握しています。

その結果、一人も取り残さない数学の授業を進めています。現在、安藤先生とペアを組んでいる山田先生も同じやり方で指導しており、軌道に乗ってきているようです。