校長室便り

【中2】企業へのオンライン・インターンシップ

9月14日(火)6・7限目、中学2年生の総合の時間に「CORPORATE ACCESS(コーポレート  アクセス)」と称する「企業へのオンライン・インターンシップ」プログラムに取り組みました。

例年だと、中学2年生では、2学期中に「マイチャレンジ(職場体験)」を実施していますが、今年度は新型コロナの影響で実施することが出来ません。

そこで、教育と探究社が開発した「探究学習プログラム」の一つである企業探究コース「コーポレートアクセス」を導入し、オンライン・インターンシップ(職場体験)を実施することにしました。

このプログラムは、今年度、全国37都道府県265校、4万5,000人の中高生が受講していますが、栃木県では本校が初めての導入です。→ クエストエヂュケーション



本プログラムには、以下の4つのステップがあります。

1 活動の準備(本時)

生徒は教室で、各企業のインターン募集動画をみます。動画では各企業の社員が、自社の事業内容や企業理念、文化や魅力について語り、自社へのエントリーを呼びかけます。生徒は自らが志望する企業を決め、企業ごとに4~6人程度でチームを編成。リーダーやチーム名、目標を決めて共に課題に取り組むチームが形成されます。

2 会社の仕事をする
→自らのインターンする企業がどのような活動をしているのかリサーチをしたり、アンケート調査を行います。生徒たちはチームで話し合い、毎日通うコンビニで企業の商品を見つけたり、自分たちの足と目を使って情報を得ていきます。

3 
ミッションに取り組む
企業からのミッションを受けとり、チームで取り組みます。ミッションは例えば大和ハウスの場合、「人が生きる原点を支える新商品」を提案すること。これは、同社の企業理念「共に創る。共に生きる。」を反映したもの、まさに社員が本気で取り組むような内容です。生徒たちは意見を出し合って、具体的な案に落としこみ、企画をまとめあげていきます。

4 
プレゼンテーションをする
→自分たちのオリジナルの企画を、どのように提案したら最も効果的に人に伝わるか、構成や演出を考えます。各教室で発表会を行い、生徒同士で審査し振り返ります。


今日は、まず、企業(12社)のインターン募集動画を見て、自分がどの企業にインターンするかを決めました。各動画は2分程度の長さです。




生徒は、事前に家庭で、12の企業から興味のいある企業を4つ選んで、インターネットで調べてきており、それに加えて、インターン募集動画を見て、自分がインターンする企業を決めました。



石塚先生がコーディネーター役で、Zoomで各クラスに作業の指示をしていました。






生徒は、エントリーシートに、インターンシップを体験したい企業を第2希望まで記入します。また、志望の理由や自己アピールを記入します。


この結果をもとに、来週の総合の時間では、同じ企業を志望する者同士で、4~6名程度のグループが発表されます。クラス横断でグループを作ります。12の企業、どれも魅力的ですが、来週は一つに絞り込んだ企業について、オンラインでインターンシップに参加し、会社の仕事を体験していきます。

とても面白そうなプロジェクトですね。来週も楽しみにしています。