校長室便り

【中学】陸上競技部、大躍進!

7月9日・10日に行われた「佐野市中学校総合体育大会」で、附属中陸上部は、17種目で3位以内に入賞し、13名が県大会出場を決めました。春季大会での県大会出場8名を大幅に上回る大躍進です。今回は、その大躍進の謎に迫りました!

春季大会の県大会出場者は、男子6名、女子2名、合計8名でした。今大会は、男子6名は同じですが、女子は7名(+5名)になりました。顧問の吉永先生によると、ライバルとなる他校の選手のタイムを研究し、どうすれば3位以内になれるかを分析し、それを意識した練習を行ったそうです。その結果、10種目で7名が3位以内に入りました。

特に、2年女子の100mHは、附属中が1・2・3位を独占しました(1位:矢代玲央菜さん、2位:山田文音さん、3位:三田遙花さん)。また、3年女子の100mHも坂本妃織さんが3位入賞しました。

4名の女子100mH軍団、凄いです。


矢代さんは100mH:優勝だけでなく、2年女子200m:第2位共通女子四種競技:優勝、と大活躍です。
また、女子では、大川りささんが2年女子800m:第3位2年女子走幅跳第:3位中村ゆきのさんが2年女子1500m:第2位木本歩華さんが1年女子走高跳:第3位になりました。





一方、男子も負けていません。春季大会で県大会に出場した6名全員が、再び県大会出場を果たしました。
兵藤崇人君は3年男子800m:第2位3年男子1500m:第2位初谷凌君は3年男子110mH:優勝二木育君は3年男子走幅跳:優勝酒本大雅君は3年男子走高跳:第3位西晃熙君は2年男子200m:第2位荻原惇綺君は1年男子1500m:第3位になりました。


県大会出場者

最後に、部長の兵藤君(3年)と次期部長の矢代さん(2年)に、陸上競技部の大躍進の理由と県大会の目標を聞きました。

「私たちは、2008年の創部以来、苦しい気持ちに打ち克つ『克己心』を大切にしてきました。他校に負けた悔しい気持ちを忘れず、みんなで苦しい練習に打ち克つことが、お互いを高め合う力となりました。私たちは、お互いに信頼しており、お互いの存在があるからこそ、頑張ることができます。また、それぞれの目標を明確にすることで、一人一人の強い思いをより大きな力に変えることができました。」
「県大会の目標は、全員が自己ベストを更新することです。」


お互いの信頼関係に裏付けられた高いモチベーションと、明確な目標を設定していることが、大躍進の原動力となったのではないかと思いました。陸上競技というと個人競技というイメージがありましたが、団体戦なんだなと認識を新たにしました。大学受験と一緒ですね。とても素晴らしいです。
*県大会は、7月26日・27日に佐野市の運動公園で行われるそうです。頑張ってください。応援しています。