校長室便り

【高1】筑波エアロスペーススクール2021参加

8月17日(火)~19日(木)の3日間、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「筑波宇宙センター」で、高校生が「日本の宇宙開発の最前線」を体験する「筑波エアロスペーススクール2021」が開催されます。全国からの多数の応募者の中から、高校1年2組の青柳妃砂(あおやぎ きずな)さんが、参加者24名の一人(栃木県からは1名のみ)に選ばれました。

エアロスペーススクールは、JAXAの現場で、高校生が、宇宙航空分野の「最前線」を体験し、チームで協力して「宇宙航空ミッション」に取り組むプログラムです。

(JAXAのホームページより)

本日、本人がネットでの参加登録を行うために登校していましたので、登録終了後、校長室でお話を聞かせてもらいました。

Q1:「筑波エアロスペーススクール」は何で知ったのですか?
→「6月ごろ、学校の教室に募集要項(上の写真)が貼ってあったので興味を持ちました。もともと宇宙に興味があったので、家に帰ってネットで詳しく調べてみました。」

Q2:宇宙に興味を持ったのはいつごろからですか?
→「小学4年生の頃、「宇宙少年団の佐野分団」に所属しており、宇宙や科学の面白さを体験していました。その頃、両親とJAXAの「筑波宇宙センター」を見学に行きました。その時、偶然、宇宙飛行士の若田光一さんが、外国の方に英語で説明をしているところに出会いました。宇宙飛行士を身近に感じるとともに、国際的に活躍するのはこういうことなのかと思いました。」

Q3:今も宇宙に興味を持っているのですか?
→「最近の新聞記事で、今年から宇宙飛行士は文系でもなれるようになったことを知りました。私は、小学校の先生になることを目指していますが、宇宙飛行士として宇宙から子どもたちに授業ができたらいいなと思っています。」

Q4:今回のプログラムでどんな点が楽しみですか?
→「宇宙のことを学べるのはもちろんですが、全国の多くの高校生との交流を楽しみにしています。自分とは考え方の異なる人たちと交流することで、自分の価値観を広げることができるのではないかと思っています。」

Q5:どうやって参加者に選ばれたのですか?
→「非常に人気が高く、倍率も高いそうです(10倍以上)。プログラムに参加するためには、応募動機400字による書類選考で選ばれました。上記のQ2~4で答えたような内容をアピールしました。」

*ありがとうございました。話を聞いていて、参加できて嬉しいという気持ちが伝わってきました。大いに楽しんできてください。今年度はオンラインによる講習となっていますが、チームでミッションに取り組んだり、実験を行ったりと、多彩なプログラムが用意されているようです。ぜひ、今回の体験で得たものを学校でも伝えて欲しいと思います。体験談を聞けるのを楽しみにしています。