校長室便り

【高3】全国高校将棋「竜王戦」県予選・竹熊君優勝!

7月9日(土)・10日(日)、宇都宮市の教育会館で開催された「第35回全国高校将棋竜王戦栃木県予選」で、3年4組の竹熊柊君が優勝し、「栃木県の竜王」となりました。おめでとうございます。竹熊君は、8月17・18日福岡市で行われる全国大会への切符を手にしました。

 

今大会には、高校生(学年、男女を問わず)約80名が参加しました。本校からは、竹熊君の他、荒川成瑠君(3年1組)、渡辺将有君(2年2組)が参加しました。優勝するまでには、予選で2回、決勝トーナメントで6回、計8回、対戦しなければなりません。1日目(9日)でベスト4が決定し、2日目(10日)は、準決勝、決勝が行われました。

準決勝では、本校生の渡辺将有君と対戦し、1時間半以上の大接戦を制しました。竹熊君は「事実上の決勝戦だった」と受け止めていました。渡辺将有君は4位になりました。

決勝の相手は、昨年度の新人戦で優勝した宇都宮高校の生徒で、「序盤は一進一退の攻防が続いたが、中盤に竹熊君が仕掛けて優勢に転じると、最後まで攻めの将棋を貫き、勝利をたぐり寄せた」そうです(7月11日付け、読売新聞15面の記事から引用)。県内では敵なしだった竹熊君が、前回の新人戦で、初めて負けた相手だったので、不安はありましたが、今まで以上に挑戦する気持ちで臨みました。優勝できて、ほっとしたと同時に、嬉しさがこみあげてきたそうです。

8月17,18日の全国大会は3年ぶりの開催で、各県の「竜王」たちと対戦します。「ずっと出たかった全国大会なので、出場できることが嬉しくて、すごく楽しみ」と喜びを語っていました。さらに「これまでの個人戦全国大会の最高成績であるベスト8を超えていきたい。ベスト8に入れる実力があれば、優勝できるレベルなので、最初で最後のチャンスをつかみ取りたい。」と力強く宣言してくれました。

また、全国高校将棋竜王戦(福岡市)では、あの藤井聡太竜王が審判長(特別ゲスト)で参加されるそうです。これは凄い大会ですね。

 

*これまで県内敵なしでしたが、初めて負けたことで、新たに挑戦者となり、一回り大きく成長したように感じました。全国大会での活躍を期待しています。応援しています。

竹熊君にも、ささやかながら、校長からの「表彰カード」(No.2)を授与しました。