校長室便り

【高1】保健体育の授業見学(吉永先生)

10月18日(月)7限目、高校1年2組の「保健体育」の授業(吉永先生)を見学しました。今日の授業は「欲求と適応機制」について、須黒愛望さんと竹松詩乃さんが、調べた内容を発表しました。

保健体育の授業は、3人程度のグループが、教科書の単元が割り当てられており、まず、生徒が調べてきた内容をもとに発表をします。グループによっては、寸劇風にしたり、クイズを取り入れたり、工夫して説明します。その後、先生がその内容をフォローしたりして理解を深めていきます。

今日の授業では、須黒さんが「適応機制」について説明し、竹松さんが「葛藤」について説明しました。教科書には載っていない内容や身近な事例などを交えて、わかりやすく説明していました。




他の生徒たちは、真剣に2人の説明を聞いており、しっかりとメモをとっていました。




また、生徒たちによる「発表の評価」を行っています。
発表内容、発表方法、協力性、理解度の4つの項目について、5段階で評価し、コメントを記入します。この評価シートは、発表者に提出します。


一方、発表者は、この発表のために調べてきたことを板書できるように整理したりしています。


そして、発表者も自分たちの発表を自己評価することで、理解を深めたり、どうすれば、言いたいことが伝わるかを検証します。



二人には、拍手が送られました。


発表者の須黒さんと竹松さん。「調べて発表することで、内容がよく理解できた。勉強になった。」と話してくれました。二人の発表を聞いていると、これが大事なところで、このことをみんなに知ってもらいたい、という意思が明確に伝わってきたことが、とても素晴らしいと思いました。まるで、教育実習生が授業をやっているようにも見えました。