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【高校】国体4日目(ボート競技・5-8位決定戦)
10月4日(火)、少年女子「舵手付きクオドルプル」の5-8位決定戦が行われました。栃木選抜は7位入賞を果たしました。おめでとうございます。
今日はボート競技の最終日です。各種目の決勝戦と5-8位決定戦が行われました。昨日までの雰囲気とは打って変わって、各県の応援団も最後の力を振り絞って応援していました。
ところで、谷中湖は人工の湖ですが、たくさんの野鳥が生活しています。レースの合間を縫って、湖面を飛び交っている姿が目にとまりました。
いよいよ、スタートの時刻が近づいてきました。湖岸には、ボート部の生徒たちが結集しました。3年生にとって、泣いても笑っても、これが最後のレースということを、誰もが意識していました。
気合の入った応援を「とちテレ」が取材していました。
レースは1000mなので、スタート地点は遥かかなたです。
だんだんと近づいてきます。
500m地点を過ぎると、漕いでいる姿が見えてきます。
750m付近では、栃木選抜の4番の艇はかなりいい勝負をしています。応援にもさらに熱が入ります。増田先生が先頭に立って応援しています。
1000mを漕ぎ切りました。大接戦でしたが3着となり、7位入賞が決まりました。
トップを狙っていただけに、しばし茫然としている、かのように見えました。
桟橋では、戸田先生とボート部の後輩たちが出迎えていました。ここで、どんな言葉が交わされたのはわかりません。
艇を湖面から引き揚げ、5人の肩の上に載せました。
こうして艇を運ぶのも、これが最後になりました。
栃木県のスタッフからは、よく頑張ったという声とともに、拍手が沸き起こりました。
興奮冷めやらぬまま、レース後に始まる表彰式へと向かいます。
表彰式の会場への数百メートルの道のりは、おそらく最も充実した時間だったのではないかと思いました。
表彰式の会場に足を踏み入れると、一気に祝祭ムードに包まれました。栃木選抜のメンバーには栃木県のスタッフから、とちまる君のぬいぐるみがプレゼントされました。
戸田先生を囲み、全員が満面の笑みを見せてくれました。
そして、表彰式が始まりました。
ここから、5分間の撮影タイムがありました。
これまでの人生で、おそらく、最も忘れられない一日だったと思います。
本当におめでとうございます。
PS: 10月5日付け下野新聞の11面に、ボート少年女子・藤倉望妃さんのコメントが掲載されていました。
「ラストは出し切るだけだった。5~8位決定戦はトップを狙っていたので3着は悔しいが、自分たちのベストはだせた。」素晴らしい結果だったと思います。
特にありません。