校長室便り

身近な風景 ~アカスジキンカメムシ

1月31日(月)清掃が終わった頃、校長室に珍しい生き物が届けられました。中学1年1組の若林千悠さんと渡邉真央さんが、中庭の清掃中に見つけたそうです。草刈り鎌の上に乗っけて持ってきてくれました。アカスジキンカメムシの幼虫だそうです。

二人は、先週も、この生き物を発見し、「アカスジキンカメムシの幼虫」であることを突き止めたそうです。さすがです。




私もHPで調べてみたら、アカスジキンカメムシについては、HP「虫ナビ」に次のように記載されていました。

→ アカスジキンカメムシ https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_akasujikin.htm
「大変美しいカメムシ。
成虫は緑色の体色に赤い帯模様が綺麗で、日本で最も美しいカメムシの一つである。
幼虫は本種の体色とは全く異なり、別種のようで、金属光沢の黒っぽい銅色で、真っ白な模様がある。
5齢幼虫で越冬し、翌春に羽化する。」

大変美しいカメムシ」とありますが、まだ「5齢幼虫」なので、美しいというより地味な感じですが、春先に羽化すると、美しい宝石のような緑色の成虫の姿が現れるそうです。

寒い冬ですが、春に向けて着々と準備をしている昆虫たちがいるんですね。そのことに気づかせてくれた2人の中学生に感謝します。