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【中3】「美術」の授業見学(梅澤先生)

2月16日(水)3限目、中学3年3組の「美術」の授業(梅澤先生)を見学しました。先週の同じ時間に授業見学した「篆刻(てんこく)」の続きです。今日も、校長室の頭上の美術室から響く「金づち」の音に誘われました。

前回、紹介した「ウサギ」と「ニンジン」の印章は、紙やすりを使った「表面の仕上げ」の段階に入っていました。

他にも、力作がたくさんありました。





こちらも、表面がつるつるに磨かれていました。
何となく、イースター島のモアイ像を連想しました。

こちらは、金づちの力強い音が特徴的です。


表面をギザギザに削り取っています。

おそらく、この「金づち」の音で、1階の校長室から呼び寄せられたことを確信しました。

予測不能のギザギザ感が、この作品の持ち味だと思います。荒削りではありますが、地中から噴出するマグマのような力強さを感じました。






前回の授業で、最も気になっていたオブジェが、その全貌を見せてくれました。中央の部分が見事に切り離され、自由に動くようになっていました。さらに、磨きをかけて球状に仕上げていくそうです。
動画→ 篆刻(動くオブジェ)

他にも、独創的な作品に挑戦しています。パソコンの画面に写っているのは、空中に飛び跳ねているイルカです。イルカがボールにタッチしている瞬間を造形しようとしています。なかなかのチャレンジャーです。


こちらは、前回紹介した「四分音符」です。かなり苦戦しながら頑張っています。


「ニワトリ」を削り出そうとしています。それぞれに独自の世界が広がっています。


こちらは、「毛むくじゃらな何か」だそうです。


何を作ろうかと考えながら削り出しています。




家で進めてくる生徒もいるので、進捗状況には差がありますが、共通するのは、なんだか楽しそうにやっていることでした。中3生は、卒業までにあまり授業時間は残されていませんが、中学生最後の作品です。この後の展開も楽しみにしています。