校長室便り

HPアクセス数から見た2020年

2020年が終わろうとしています。
4月の臨時休校から始まり、分散登校、学校説明会や一日体験学習、学校公開の中止など、マイナス要因も多かったですが、授業の動画配信やホームページのリニューアル、Web学校公開など、マイナスをプラスに変える取り組みも行ってきました。
そうした4月から12月までの9か月をホームページのアクセス数で振り返ってみたいと思います。

アクセス数.pdf

毎日のアクセス数は、毎朝7時の段階でアクセスカウンターの数値を記録し、24時間で増えた分を便宜上「前日のアクセス数」としています。(かなりアナログな作業ですが、日課として続けています。)

4月からの9か月で、累計約32万3千アクセスがありました。これは、県内の県立高では断トツのトップだそうです。

一月平均アクセス数は約36,000で、9月が約65000アクセスで最大です。
一日平均アクセス数は約1270でした。直近の12月中では一日約1030アクセスです。ちなみに、4月以前の一日のアクセス数は、400アクセス程度でした。



4月から5月にかけて、授業動画等の配信で、一気にアクセス数が、約400から3倍以上の1400程度に増えました。

そして、9月のホームページリニューアルに向けて、6月くらいから校内でプロジェクトチームが構想を練り始め、9月当初には完成しました。トップページで写真がスライドするところは、先生方の譲れないこだわりがありました。

また、リニューアルに合わせて、プロの業者と学校紹介動画を作成しました。
HPで公開した附属中の授業(1272再生)と部活(945再生)、高校の授業(580再生)と部活(637再生)など、ユーチューブでの動画再生回数は予想以上でした。動画の公開等により、一日当たりのアクセス数は6000を超えるなど、お陰様で、多くの人たちのニーズに応えることができました。

また、旭城祭当日もアクセス数が2000を超え、最新情報を確認していただけたことで、スムーズな入場が出来たのではないかと思います。さらに、9月下旬のボート部の「全国大会ベスト8入り」の際も、一日5000アクセス越えを連発しました。ここまで注目されるとは想像していませんでしたので、「いったい何が起こったんだ?」と正直びっくりしました。それだけ大きなインパクトを持った出来事だったんだなあと改めて思いました。

その後、10月から11月にかけては、一日800~900アクセス程度でしたが、12月に入ると、再び増加し、1000アクセスを超えるようになってきました。これは、生徒たちの活動の成果が一気に出てきたことが大きく影響しているのではないかと思います。

以上、これまでの9か月をHPのアクセス数から振り返ってみましたが、こうしてみると、改めて、生徒たち、そして先生方はこの一年頑張ってきたなあと感じています。
(私は昨年度まで県教委総務課の高校再編推進担当で、県内や全国の学校の特色ある取組を注視してきましたが、ここまで生徒と先生方が頑張っており、さらにそれが成果として表れている学校はそうはありません。)

来年も、生徒たちの日々の活動に光を当てることができればと考えています。
(生徒の皆さんも、自分は今、こんなことを頑張っているんです、というのがあったら、ぜひ声をかけてください。)

それでは、よいお年をお迎えください!