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ボルボックスに名前を!
本日、中学1年2組の松葉君による「ミニ授業」の3回目が昼休み(12:40~)に行われました。もちろん、生徒は自由参加ですが、「ミニ授業」の話を聞きつけてきた先生方も数名参加しました。
今回のテーマは、「ボルボックスに名前をつけよう!」でした。
今回のテーマは、「ボルボックスに名前をつけよう!」でした。
えっ、ボルボックスっていう名前があるじゃない! と思った方も多いと思います。
それも松葉君の想定内で、まずは、そもそも生物の名前には、和名と学名があります、という話から始まりました。
和名は「日本で呼ぶために作られた日本語の名前」、学名は「ラテン語で書かれた世界共通の名前」です。例えば、おなじみの「ゾウリムシ」は、和名で、ぞうり(スリッパ)のような形からきていますが、学名は、簡単に言うと「Paramecium パラメシウム」(属名)といいます。
また、「ミドリムシ」も和名で、同様に「Euglena ユーグレナ」が学名(属名)になります。
他にも、和名「ミカヅキモ」→学名「Closterium クロステリウム」(属名)
前回、「微生物のお化け屋敷」で登場した「ロクロクビムシ」(和名)の学名は「Lacrymaria ラクリマリア」(属名)です。
それでは、今回のテーマである「ボルボックス」については、どうなっているのでしょうか。実は、ボルボックスは、学名が「Volvox ボルボックス」(属名)で、和名は「オオヒゲマワリ」です。松葉君の主張(提案)は、ボルボックスはかなりメジャーな微生物にもかかわらず、和名である「オオヒゲマワリ」はいまいちピンと来ない、「オオヒゲマワリ」といって「ボルボックス」の姿をイメージできる人はあまりいない。それなら、みんなで、よりピッタリな名前をつけてしまおう!ということです。ボルボックス愛に溢れる松葉君の考えはよくわかりました。1年2組のみんなも、いろいろなアイディアを出してくれました。これで盛り上がってしまうところが、附属中は凄いなと思います。
ちなみに、出たアイディアとしては、
クレーターモ、コドモ、コロコロモ、スーモ、タマモ、ナナホシモ、などがありましたが、松葉君としては、まだ、これだ!というものには出会っていなかったようです。他に思いついたら、松葉君に伝える、ということで時間切れとなりました。
「こりゃすごい!」という名前がでてくることを期待しています。後で教えてください。
お疲れさまでした。参加者全員の拍手で終了しました。
注:ここで紹介した微生物の写真は、すべて、技術評論社「ずかん プランクトン」から引用しました。
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