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身近な風景 ~「ミンミンゼミ」の謎
梅雨が明けて、ようやく夏らしい日差しが戻ってきました。佐野高校の前庭では、セミがうるさいほど鳴いています。特徴あるミンミンゼミの鳴き声が聞こえています。
↓今日の昼頃の鳴き声です。
https://www.youtube.com/watch?v=yIsnSvMoWQM&feature=youtu.be
鳴いているミンミンゼミも確認しました。
↓今日の昼頃の鳴き声です。
https://www.youtube.com/watch?v=yIsnSvMoWQM&feature=youtu.be
鳴いているミンミンゼミも確認しました。
こんなに鳴いているのなら、おそらくセミの幼虫の抜け殻がそこら中にあるのでは?
そんな素朴な疑問から、佐野高校の前庭で、セミの抜け殻探しを行いました。
すると、あちこちに抜け殻がたくさん見つかりました。5分間くらいで、軽く10~20の抜け殻をみつけました。(その間、3か所くらい蚊に刺されました。蚊が多いです。)
ところで、これらの抜け殻は、本当に「ミンミンゼミ」の幼虫なのでしょうか?
ネットで調べてみると、意外に簡単にわかるようです。ただし、ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻は形が似ているので、ぱっと見は区別が難しいですが、触角に特徴があって、ミンミンゼミの触角は全体的にほっそりとしていて、毛があまり生えていません。ところが、アブラゼミの触角は、全体的に太くて、基部から3番目の節が長く、毛も多く生えています。この違いを虫眼鏡で確認すれば、区別をすることが可能です。
そこで、いくつかを家に持ち帰って触角を調べてみました。
セミの抜け殻.pdf
すると、持ってきた抜け殻7個のうち、「ツクツクホウシ」1の他、すべてが「アブラゼミ」の抜け殻であることがわかりました。ミンミンゼミの抜け殻は一つもありません。ミンミンゼミの抜け殻はいったいどこに?
これは謎ですね。いろいろ調べてみる価値はありそうです。
探究学習(理科研究)のネタは、そこいら辺に転がっているんですね。
ところで、同じ時期でも場所が違うとセミの鳴き声も違ってきます。
今日、ヤマユリが自生していた里山では、こんな風にセミが鳴いていました。
https://www.youtube.com/watch?v=LHLT0zesgDo&feature=youtu.be
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