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身近な風景 ~アカガエルの産卵

2月23日、科学部が整備している「トウキョウサンショウウオの人工産卵場」でニホンアカガエルの卵塊を発見しました。おそらく、数日前に産卵されたものでしょう。

今年の初アカガエルでした。


アカガエルの卵塊であることは、見ただけでわかりますが、この辺りには、ニホンアカガエルとヤマアカガエルが生息していて、見た目ではどちらの卵嚢か、区別がつきません。そんな時は、手で卵塊をすくってみるとわかります。

ニホンアカガエルの卵塊は、手ですくった時、形があまり崩れにくくまとまっている感じで、ヤマアカガエルの卵塊は、ゆるめで形が崩れやすい感じです。これで見分けることが出来ます。ご覧の通り、崩れにくくまとまっているので、ニホンアカガエルの卵塊であることがわかりました。




一つ一つの卵を拡大してみると、卵割が始まっているのが分かります。