校長室便り

【高1】数学ⅠAの授業見学(中條先生)

4月21日(木)1限目、高校1年2組の「数学ⅠA」の授業(中條先生)を見学しました。ジグソー法によって、大学入試レベルの問題に挑戦しました。

STEP 1」の様子です。

ジグソー法を使ってこんな風に取り組みました。


まず3人のグループをつくります。そこで各メンバーが自分が解答する問題(A問題、B問題、C問題)を決めます(STEP 1)。

次に、同じ問題を割り当てられた人たちが集まり、その問題の解き方を学習します(STEP 2)。

そして、もともと所属していたグループに、その問題の専門家として戻ります。そして、各内容の専門家がお互いに教え合います(STEP 3)。

お互いが教え合った学習内容を組み合わせることで、レベルの高い問題(D問題)に挑戦しました(STEP 4)。







まずは、自分が担当する問題を決めます(STEP 1)




















最後に、D問題(大学入試問題)の解答を代表班が説明しました。





基本となる問題が解けるようになり、それらを組み合わせることで、大学入試レベルの問題(青山学院大学)も解けることを体験しました。

生徒の振り返りシートを見ると、

回答13名中、 → 8人 → 5人 でした。


同じく、 → 12人 → 1人 でした。

自由記述では、

「いろいろな人の考えを知り、教え合うことで、互いに理解が深まることが分かった」
「わからなかったところがあった時に、お互いに教え合ったのが良かった」
「全員で解答を共有できたので、誰も置いておくことなく問題を解くことが出来た」
「理解できていない部分を理解するまで教えることができたこと」
「自分のわからなかったところを班で教え合えるところが良かった」
「わかったところをしっかりと教えてくれたし、教えられたことが良かった」

といった感想がたくさんありました。

とても素晴らしい取組だと思いました。なお、中條先生によると、各単元終了時に、このような取組を実施したい、ということでした。