校長室便り

【中2】日本語ディベート(CTP、高木先生)

9月28日(水)1限目、中学2年1組の「CTP」の授業(高木先生)を見学しました。日本語でのディベートに取り組んでいました。

ディベートは、通常、立論、質疑、第一反駁、第二反駁など、いろいろな役割があり、数名のチームで対戦します。授業では、それぞれの役割をすべて体験し、ディベートとはこういうものだということを学ぶために、「佐附中オリジナルのメソッド」で取り組んでいます。

今回の論題は「日本のすべての乗用自動車を電気自動車に切り替えるべきである。是か非か」ですが、それぞれの論拠は、すでに中1の時に、各自で調べてあります。それらをチームスで全員分を閲覧できるようにし、それらを参考にして、それぞれが論拠を組み立てています。これで、論拠を調べる負担は最小限になっています。

この状態で、1対1で、肯定側、否定側に分かれ、それぞれが交互に、立論、質疑、第一反駁、第二反駁を行い、対戦します。つまり、一人で全ての役割を体験することが出来ます。

 

1回の試合が約15分で終わるので、相手を変えて2回の対戦ができます。これを何回か繰り返すと、ディベートのやり方が身に付いてきます。佐附中の先生方が、試行錯誤しながら開発した「佐附中オリジナルメソッド」です。

全員がディベートのやり方を身に付けることで、論理的・批判的な考え方ができるようになってきます。

 

また、一人一台パソコンも、フル活用しています。

短時間での試合形式ですので、集中力が持続し、あっという間に上達していきます。

素晴らしい取組だと思います。