校長室便り

【高1】「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業見学(木村先生)

⒍月7日(火)4限目、高校1年3・4組(2クラスを3分割)の「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業(木村先生)を見学しました。パフォーマンステストとして、スピーチ(My Hobby)を発表していました。

一人2分間程度で、原稿を見ないで発表していました。

少人数授業のため、このクラスは20名程度です。そのうち、後半の8名のスピーチを聞くことができました。


今回のスピーチのテーマは、My Hobby(私の趣味)です。「目的を持って人前で話をすること」をパブリック・スピーキングと呼んでいます。パブリック・スピーキングには、スピーチとプレゼンテーションがあります。スピーチには、序論、本論、結論という構成があり、授業では、スピーチをする時の具体例を参考に、自分のオリジナルなスピーチを考えました。今回は、以下の、良く使われる定型的な構成が示されました。

①あいさつ・トピックの提示
 →Good morning, everyone.
  Today, I,m going to talk about what I'm most interested in now.
  It's ( 趣味の内容 )
②その趣味の概略:
③その趣味の特徴
 →Let me tell you two fantastic aspects of ( 趣味の内容 )
・特徴1:First,
・特徴2:Second,
④結び
 →I really like ( 趣味の内容 )
  Why don't you ( ? )
⑤あいさつ
 →:Thank you for listening.


生徒は、クラスメートのスピーチを聞き、その内容や良かった点など、気づいた点をメモしています。スピーチで紹介された My Hobby には、以下のようなものがありました。全部は聞けませんでしたので、生徒が作成したNotesから紹介します。

クラシックバレエ、音楽を聞くこと、落ち込んだ時に聴く音楽、幸せにしてくれる音楽、水泳、中1で始めたテニス、絵を描くこと、野菜や花を育てること、ツバメの観察、バスケの試合を見ること、映画を見ること、友達とキャッチボールをすること、ギターを弾くこと、勉強をすること、スイーツを食べること、マカロン、ゲームをすること、数学を勉強すること、佐高を1番にすること、

本当に多種多様です。短い文章の中にも、その人の人生を垣間見ることができます。人前で、こんなスピーチが出来たら素敵ですね。


一人一人のスピーチが終わると、期せずして拍手が起こります。


パフォーマンステストですので、きちんと評価をしています。
このような授業によって、英語の力が身についてくるんだなあと感じました。

さて、パフォーマンステストの後は、教科書の単元に戻りました。

生徒たちには、以下の2枚の絵が示されました。
1枚はキャンバスに描かれたゴッホの「ひまわり」、もう一つは、壁に描かれたバンクシーの「赤い風船に手を伸ばす少女」です。木村先生からは「これらは2つともArtと言えるか?」という質問が投げかけられました。


それぞれが感じるArtについて、自由な発言が交わされていました。

授業はここで終わりとなりましたが、次回からは、Miyazaki kensuke のArts projects に関する単元に入ります。これからは、まさにArt について考えていきますが、本時はその導入ということでした。楽しみな内容ですね。