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校長室便り
【中1】理科の授業見学(中村先生)
4月26日(火)3・4限目、中学1年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「身の回りの生物の種類と生活しているところの関係を調べる」という目的で、校庭に生えている植物やそこで見つけた動物などの「生き物マップ」を作っていました。

「植物博士」と呼ばれている植物に詳しい生徒もいました。植物の葉っぱの手触りに魅かれるそうです。
「植物博士」と呼ばれている植物に詳しい生徒もいました。植物の葉っぱの手触りに魅かれるそうです。
生徒たちは、班ごとに校庭内の植物を見つけ、資料集で名前を調べて、プリントの地図上にマッピングしていきます。ある班では、17種類の植物を記載していました。
ここでは、何の植物を見ているのでしょうか?
クチナシの木の根元に生えていた「ユウガオ」を見つけました。
ここでも生徒が集まっています。
まずは、ツツジです。ちょうど満開ですね。
そして、カタバミ
ハハコグサです。よく見ていますね。
ここは何を記録しているのでしょうか。
タンポポが生えていました。
広いグランドで調べている生徒たちもいました。
ヒメジョオンです。
綿毛が生えているこの植物は何でしょうか?
いろいろな場所で、調査が進んでいました。
この班は、タンポポに注目しています。
校庭のタンポポは、一見すると、どれも同じタンポポに見えますが、この班はさらに追求しています。花の裏側を見ると総苞がぴったりくっついているタイプは、在来種とされています。
しかし、このタンポポは、総苞が反り返っているので、明らかに外来種です。
つまり、タンポポの在来種と外来種が、校庭内でどのように分布しているかに注目していました。目の付け所が素晴らしいです。毎年、生き物マップの授業を見てきましたが、私の記憶では、このような視点から調査しているのを初めて見ました。
何気なく生えている植物には、なぜそこに生えているか、何らかの理由があるはずです。その関係性を調べる、という研究は、とても奥が深いと思いました。
今回のフィールドワークで、どんなことが分かったのか、発表する機会があるなら、聞いてみたいと思いました。皆さん、とても熱心に取り組んでいたのが印象的でした。
緊急情報
特にありません。
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