校長室便り

【高2】地理の授業見学(小森先生)

10月14日(木)3限目、高校2年3組の「地理B」の授業(小森先生)を見学しました。今回の授業は、県教委の指導主事2名が来校し、「研究授業」として実施しました。

今日の授業は「村落と都市」という単元です。「なぜ集落がそこに作られたか」を説明できるようになることが目標です。

まず、一枚の地形図を示し、そこがどこかを考えさせました。

葛生に住んでいる生徒が、葛生の地形図であることを見抜きました。


こうして、身近なところから、今日のテーマである「村落と都市」の話へとつながっていきます。そこで、なぜ村落が出来たのか、その理由を考えます。



まず自分で考え、さらに隣の生徒に説明します。

また、東西に走る道路があった時、集落は道路の南北どちら側にできるのか、その理由も考えます。

このように豊富な資料を使いながら、村落ができる場所、さらに都市に発展する場所について、その共通点を探ります。

また、佐野市は城下町と言われていますが、佐野市の市街地図のどこからそれが分かるかを考えました。

こうして、いろいろなタイプの村落や都市について学びました。

最後のまとめとして、プリントに印刷されているQRコードをスマホやタブレットで読み取り、チームスのサイトに、今日学んだ「村落や都市ができるのはどんな場所か」を80字以内で、書き込みます。








こうすることで、瞬時に、生徒の解答を一覧表にしてみることが出来ます。これは、ICTの絶大な威力です。指導主事の先生も興味深々です。




このように、小森先生は、丁寧に準備した資料を効果的に使い、「村落と都市」に関して、知識を得るだけでなく、考えることを意識した授業展開をしていました。

とても素晴らしい授業で、指導主事の先生方からも高く評価されていました。
今後の授業もさらにシンカすることを期待しています。