校長室便り

【中学】今日は一日ディベート三昧① ~日本語ディベート

今日は、朝9時頃から夕方6時頃まで、中学生の2つのディベート大会が行われていました。
一つは、日本語ディベート「第24回関東甲信越地区中学秋季ディベート大会」です。
中学1,2年生が参加しました。

今回は、オンライン開催となりました。
13校20チームが参加しました。ほとんどが私立の中高一貫の進学校の附属中学校で、公立では本校だけです。


本校からは、2チーム参加しました。
他校は3年生チームでしたが、本校は3年生は英語ディベートの大会に出場したため、1,2年生のチームでした。

佐附中Aチーム」(青木、小貫:2年生、立川、原、秋葉、黒田:1年生)


佐附中Bチーム」(落合、島田、鈴木、田所、松葉、丸山:全員1年生)


*論題は「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か。」でした。

佐附中Aチーム(1,2年生)」の対戦相手と成績は、
 愛知教育大付属中A、岐阜聖徳学園大学付属中A、創価中〇 →1勝2敗(13位

佐附中Bチーム(1年生)」の対戦相手と成績は、
 女子聖学院中A、開智中A、開成中A●  → 3敗(18位)

他校は、ディベート部3年生の最後の集大成の場として対戦してくる中、本校生は他の部との掛け持ちの1,2年生であり、力の差は歴然でした。しかし、持てる力は出し切りました。午前中の2試合は力負けし、悔しくて泣きそうになりながらも、あきらめずに戦い、3試合目で改善点を修正し、佐附中Aが強豪チームに見事、勝利しました。ちなみに、今大会の上位3校は、1開成中、2開智中、3愛知教育大附中でしたので、戦った相手が強豪校だったことは間違いありません。

(講評と表彰、閉会式)

*最後に、一人一人に今日の感想を書いてもらいました。
(細かな字でびっしりと書いてくれました。)


集約すると、大体こんなことが書かれていました。

<感想>
・負けて悔しかった。レベルが格段に違っていた。
<改善点>
・質疑を生かした反駁ができなかった。
・相手は、こちらが一番突かれたくない所を反駁してきた。
・立論を作る際、チーム内で議論して修正する必要がある。
・反駁は大会前から入念に打ち合わせをしておく。 等
<成果>
・学んだことは多かった。新たな考え方を発見した。
・自分たちの欠点も見つけることが出来た。
・あきらめずに自分たちでできることを頑張った。
・試合を重ねるごとに自分の改善点がわかるようになり、3試合目はそれを意識しながら試合に臨めた。
・みんなと力を合わせ、3試合目に勝利できたのはとても嬉しかった。
<今後>
・今回、負けた学校に勝ちたい。
・これからのディベートに生かしたい。
・次の大会で頑張る。


*「負け」たことから、これだけのことを学ぶことが出来たのは、さすが佐附中生です。
 あきらめない限り、明日はあります。これからも応援しています。