校長室便り

【中2】「拉致問題に関するこどもサミット」オーディション

3月20日(月)放課後、「拉致問題に関するこどもサミット」の栃木県代表1名を決めるオーディションが行われました。本校の中学2年生を対象に参加者を募集したころ、4名が名乗りを上げてくれました。県教委の人権教育室の早乙女室長及び星指導主事の立会いの下、オーディションが行われました。

プレゼンをしてくれた中学2年生4名

(西島陸央さん、笠原希來さん、川岸葵さん、茂木はるかさん)

 

本サミットは、政府拉致問題対策本部の主催で、8月10日に、全都道府県及び政令指定都市の教育委員会から推薦された中学生67名が、東京(国立オリンピック記念青少年総合センター)に集まり、拉致問題の解決に向けて自分たちでできることは何かを話し合い、CMを制作します。

人権教育室長から今回のこどもサミットの趣旨の説明がありました。

本県の代表として、ぜひ、佐附中の生徒に出てもらいたい、という意向があったため、生徒に公募しました。応募者が4名いたため、オーディションを行うことにしました。くじ引きで発表の順番を決めました。

 

トップバッターは、西島陸央さんです。

 

2番目は、笠原希來さんです。

 

3番目は、川岸葵さんです。

 

4番目は、茂木はるかさんです。

 

4人とも、よく調べてきただけでなく、拉致被害にあった「横田めぐみさん」と同じ中学生という立場で、自分事として考えていることが印象に残りました。そして、どうしたら拉致問題を解決できるか、根拠に基づいた考えも示してくれました。素晴らしい発表でした。聞いていて、パワーポイントの文字が涙でかすむような場面も幾度となくありました。

まず、星指導主事からの講評がありました。できるなら4人とも派遣したい、というお話をいただきました。

室長からは、一人一人の発表に対して、個別に感想を述べてくださいました。

誰が代表に選ばれても、自信を持って県の代表として参加することが出来る素晴らしいプレゼンでした。

人権教育室のお二人の先生方も、今日、このオーディションに参加できて、本当に良かったと話されていました。4名はよく頑張りました。

なお結果は、修業式までに決定し、4人に伝えることになっています。室長さんからは、選ばれなかった生徒にも活躍できる機会を用意したい、というお話もありました。