校長室便り

【高校】こどもの笑顔種まきプロジェクト

7月3日(土)、宇都宮市の「とちぎ青少年センター」で、「とちぎユースチャレンジ応援事業」の2次審査(プレゼンテーション)が行われ、参加した本校生のチームが、見事助成対象事業に決定しました。企画名は「こどもの笑顔種まきプロジェクト」で、3年生の山本朋果さん、2年生の中村そのかさんの2人が代表でプレゼンをしました。

7月5日(月)昼休みにその報告に来てくれました。
左から、中村そのかさん(2-1)、山本朋果さん(3-1)、山﨑彩加さん(2-2)、笹村色織さん(2-2)

山本さんたちは、NPO法人「子どものとなり佐野」で、子どもたちを応援するために活動していましたが、そこで一緒に活動していた高校生たちで「佐野市の子どもを応援する学生の会」を立ち上げました。高校生12名(佐高生9名、佐東生1名、足女生2名)、大学生3名からなっています。普段は、NPO法人「子どものとなり佐野」と連携し、毎週月曜日に集まって、子どもたちの食事、学習支援、居場所づくり、相談などを行っています。

今回の4人は、高1で行った課題研究(子どもの貧困問題)で参加した「子どものとなり佐野」でのボランティア活動がきっかけとなって活動を継続しています。

こどもの笑顔種まきプロジェクト ~すべての子どもたちが十分な養育を受けるために私達ができること~」は、「子どものとなり佐野」のお手伝いとして活動するだけでなく、自分たちでできることを自分たちで企画しようと、上記の4人が中心となって立ち上げました。

プロジェクトは「夏祭りだよ! 全員集合!
8月11日の午後、市役所内の共有スペースを借りて、佐野の子どもたちのために「夏祭り」を企画しました。食品の提供(かき氷、チョコバナナ)、ビンゴ大会、うちわ作り、ヨーヨー釣り、などを「佐野市の子どもを応援する学生の会」が出店します。それらを通して、子どもたちが人と関わることの楽しさを感じてもらったり、交流する機会を持ってもらうことを目的としています。

今回の「とちぎユースチャレンジ応援事業」で、夏祭りを運営するための経済的な支援を受けることが出来ました。現在、夏祭りの開催に向けて、毎週集まって準備を進めているそうです。

*とても意義のある活動を自分たちで企画・運営しているところが素晴らしいです。
8月10日の夏祭りが成功することを祈っています。このことを知って、自分も一緒にやってみたい、と思った人は、上記の4人に声をかけてみてはいかがでしょうか。