校長室便り

【高校】国体開幕5日前(ボート競技)

9月26日(月)、今日は国体開幕5日前です。ボート部は、23日から26日まで直前の合宿があり、26日から会場の準備等が始まりました。そして本番直前の練習ボート競技期間(10月1日~4日)、さらに後かたずけまで、約2週間、国体に専念しています。今日は、大会で使用する艇の運び出しをしました。ボート部員だけでなく大人のボランティアも加わっています。

 

 

国体のボート競技で使用する艇は、会場となる県がすべて用意します。実際には、栃木県だけですべて購入するのではなく、何年か分の国体開催県で共同購入し、国体が開催される県に次々に運ばれます。今回のとちぎ国体で使用する76艇は、一時的に旧栃木市立寺尾南小学校の体育館に保管されていました。ここから、ボートをトラックに積み込み、渡良瀬遊水地の谷中湖の湖岸のボート置き場に運びます。1艇だけでも、4,5人で運びますので、それが76艇になれば、大変な労力が必要になることは想像に難くないと思います。

旧寺尾南小学校の体育館に置かれたボート(76艇)

人力で運んで、トラックに積み込みます。

この作業は、本校のボート部員を始め、県のボート関係者やボランティアの手作業で行われました。

これを谷中湖に運びます。

1艇ずつ人力で運び、台に設置し、さらに風などで飛ばされないよう、ロープで固定します。

これを76艇分、今日一日で行いました。もうクタクタだそうです。本当に、お疲れさまでした。

国体を開催する、というのは本当に大変なことなんだと改めて思いました。

明日も、ボート部の皆さんは、会場設営などの力仕事に奔走するそうです。

とちぎ国体のために頑張ってください、としか言えません。

この苦労がレースで実を結ぶことを願っています。