校長室便り

【中2】理科の授業見学(中村先生)

4月15日(木)4限目、中学2年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。
今日の授業は、「炭酸水素ナトリウムを加熱して発生する気体の正体を探る」ことが狙いです。

まず、実験器具をセットし、炭酸水素ナトリウムを加熱し、発生する気体を水上置換法で、試験管に3本集めます。その気体を、①石灰水を入れる、②線香を近づける、③リトマス紙の反応、などから、気体が何かを考察します。


中村先生からは、試験管内に発生した水滴が、水であることを確かめるために、「塩化コバルト紙」を使う方法の説明が追加されました。実験道具をかたずけた後、最後にプリントをまとめます。実験の方法、結果、考察などを、工夫しながら自分の言葉で書いていきます。考察も感想ではなく、論理的になぜ、そう判断したのかが具体的に書かれています。
(↓こんな風に)

そして、プリントを提出して、授業が終了します。

ここまでの、実験の準備、実験、記録、後片付け、プリントのまとめ、という一連の作業を生徒たちは、何も言われなくとも、とてもスムーズにこなしていました。

ここまでを45分の授業の中で、きっちりできる生徒たちは、凄いと思います。
遊んでいる生徒は一人もおらず、皆集中していました。お見事でした!

その証拠に、当日提出されたプリントの一部(選んだわけではありません)を以下に紹介します。これからの授業も楽しみです。