校長室便り

【高2】県南地区アンサンブルコンテスト(1日目)

12月3日(土)「葛生アクトプラザ」を会場として、「第15回 県南地区アンサンブルコンテスト」が始まりました。1日目は、高等学校の部に「打楽器アンサンブル」の3名が出場しました。

(左から)坂田公希君、小松原千楓さん、植木愛咲さん(以上、高校2年1組)

 

本校の演奏は、17時8分開始でしたので、生徒たちは15時過ぎから会場入りしました。「打楽器アンサンブル」は、マリンバやヴィブラフォン、ドラムやシンバル、ウインドチャイムなどの大掛かりな楽器を使います。

演奏中の写真撮影等は禁止されていますので、どんなふうに演奏していたのか、どんな演奏だったかをお伝えすることは難しいですが、打楽器チームのパートリーダーである小松原さんを中心に息がぴったりと合っており、演奏から高いテンションと集中力を感じました。3人の演奏が重なり合うことで、うねりのあるリズムの波が繰り返し押し寄せ、身を任せて聞き入りました。約5分間があっという間に過ぎました。素晴らしい演奏でした。

3人は演奏後、楽器を楽屋裏にかたずけた後、ロビーに出てきました。顧問の小林先生と鶴見先生からも「すごく良かった」という声がかけらました。3人の表情からもやり切った感、満足感が感じられました。

業者による写真撮影では、もう何も思い残すことはない、といった吹っ切れた表情が感じられました。

3人の感想です。

小松原さん「緊張しましたが、演奏中、お互いの音を聞き合うことが出来たことが良かったです。」

坂田君「途中、ちょとしたハプニングはありましたが、落ち着いて対処できました。演奏のできは、今までで一番良かったです。」

植木さん「間違ったところもありましたが、練習の成果が発揮できたことが嬉しいです。今までやってきて良かったです。」

*皆さん、お疲れさまでした。「葛生アクトプラザ」はアンサンブルコンテストのような小編成の演奏では、とても音の分離が良く、純粋に素晴らしい演奏を楽しむことが出来ました。アンサンブルコンテストには指揮者がいませんので、お互いに音を聞き合うことがとても重要ですが、3人の演奏では、それが良くできていたと思いました。お互いに聞き合うことが、音楽の楽しさ、であることを改めて感じさせてくれました。

 

この後、楽屋裏では、トラックに楽器を積み込みました。荷台の中で、楽器が動かないようにしっかり固定しました。体が自然に動き、流れるような手慣れた作業は、もはや職人技で、見ていて飽きませんでした。

 

今回のコンテストでは、出演した3名だけでなく、裏方として、吹奏楽部の2年生7名が助っ人に来てくれていました。普段の部活では打楽器アンサンブルの演奏を他の楽器のチームが聞くことはあまりないそうですが、こんな凄い演奏だったのかとびっくりしていたようです。部長の須貝さんも「すごく良かった!」と感動していました。こんな所にも部員の仲の良さやチームワークの素晴らしさを感じました。

助っ人に来てくれたのは、白シャツの3人を周りで囲んでいる7人です。2年1組の岩下君、須貝さん、2組の山﨑さん、3組の五十嵐さん、澁江さん、4組の小黒君、田所君です。

これも青春の1ページなんでしょうね。素晴らしいです。

 

PS:明日(4日)は、佐附中吹奏楽部から3チームが出場します。