校長室便り

【中高】実録「マラソン・ウォーキング大会」

11月18日(金)「マラソン・ウォーキング大会」が開催されました。旭城祭、旭城大運動会と並ぶ、「中高合同の3大イベント」の一つでもあります。速報でもお伝えした通り、今回は、全員が時間内にゴールを果たしました。つまり、全員が「完歩・完走」しました。これは、本校が中高一貫となり、本行事が始まって以来、初めてのことだそうです。素晴らしい大会でした。

「雲一つない快晴」ではありませんでしたが、特段、暑くもなく寒くもなく、秋の穏やかな日差しが感じられる、絶好のマラソン・ウォーキング日和となりました。生徒たちは元気に出発しました。

 

今回、初めて生徒たちと一緒に、ウォーキングに参加しました。これまでは、係員として各ポイントでの誘導・健康観察や本部での待機などを行ってきましたが、本部と連絡がとれる状況にして、中学生と一緒に歩きました。

これまでの定点からの観察ではなく、スタートしてからゴールするまでリアルタイムで体験した「マラソン・ウォーキング大会」とそこで出会った生徒たちを紹介したいと思います。

8時26分、中学1年生を先頭にして、スタート地点へと向かっています。

1学年主任の高野先生から、頑張っていこう、と気合が入りました。

8時35分、ピストルの合図とともに、班ごとにまとまって歩き始めました。ここが生徒の先頭です。

学校から、まずは秋山川に向かいました。ここからは、秋山川沿いにしばらく歩いていきます。

秋山川の河川敷を通過しています。

住宅地の中も歩きます。

たくさんの保護者が、コース係員として、先生方とともに、旗を持って安全に誘導を行ってくださいました。

路地裏の道路もコースに入っています。

ここからは、ほぼ秋山川に沿って、唐澤山の登り口に向かいます。

この遊歩道から、秋山川が流れている方向を見ると、たくさんの赤い実が目につきました。

カラスウリの実です。これが、驚くほどたくさんありました。最近では、あまり見ることがありませんでしたが、こんなところにたくさん自生していました。カラスウリは、夏の夕方に、白いレースのような美しく、そして儚い花を咲かせます。

遊歩道は、紅葉や落ち葉の木々の中を伸びています。ここは、自動車が通る音も聞こえてこず、川の流れの音や鳥の鳴き声だけが響いています。

このトンネルを抜けると、また視野が開けてきました。

生徒たちは、それぞれに楽しみながら歩いていました。地図が大好きな1年生は、地図を見ながら、今、どの辺を歩いているかを確かめながら歩いていました。

素晴らしい楽しみ方だなと思いました。

この辺りから、秋山川を離れ、旧田沼高校(現:国際クリケット場)の方へ移動していきます。

ここから、いよいよ唐澤山を登り始めます。

ここからは、中学2年生の集団と一緒に登っていきました。高木先生が2年生の先頭です。

先の方には、中学1年生の後ろの方の生徒の姿も見えました。

自分のペースに合わせて登っているので、どんどん追い越していく生徒もいます。

このような眺めが見られました。素晴らしい景色です。

唐澤山神社の駐車場に到着しました。ここには給水所があり、水が配られていました。ひと休みしてから、出発します。ここからは下り道となります。

道路からの眺めも最高で、生徒たちは下界の景色を楽しみながら、歩いています。

そうこうしているうちに、高校生のマラソンの先頭の生徒が近づいてきました。高校男子は佐高を10時10分スタート、高校女子はウォーキングの後、11時に、唐澤山登山口からマラソンがスタートします。

このときの時刻は、10時36分でしたので、佐高から26分でここまで来たことになります。さすがに速いですね。このときの1位は、最終的に優勝した高校2年生の川上君でした。続いて、2位、3位と、ものすごいスピードで追い越していきました。中学生たちは拍手や声援を送っていました。

 ここから、コースは奈良渕町へと抜けていく方面へと入っていきます。ゆるやかで長い参道が続きます。

 マラソンで追い越していく生徒たちの姿をひたすら紹介します。

ここで、中條先生の姿が見えました。中條先生は男子の一番最後からスタートしたので、ものすごいごぼう抜きです。表情にも余裕がありますね。

 

ここで、11時に唐澤山の登り口をスタートした高校女子の先頭がやってきました。3年生の加藤さんです。この時の時刻は11時24分です。わずか24分で、唐澤山を登って降りてきたことになります。速いですね。

ここから先は、唐澤山を下り切り、平地の住宅街の中を走っています。

ここで、最後の給水ポイントです。残り三分の一を切っています。

今登ってきた唐澤山を背景に眺めながら、ゴールを目指します。

一緒に走っていた茂木先生の姿も見えました。

秋山川の遊歩道に戻ってきました。いよいよ大詰めです。

東門が見えてきました。これでゴールです。この時、時刻は12時30分でした。8時35分に佐高をスタートし、再び、佐高にゴールするまで4時間かかりました。歩数は26000歩を軽く超えていました。

校庭では、高校男子で優勝した川上君が爽やかな笑顔を見せてくれました。

ゴールしていた高校3年生の写真を撮ったところで、スマホのバッテリーが2%となり、もうシャッターは切れませんでした。スタートしてから、枚数にして600枚以上撮りましたが、ちょうど計ったように、撮影も終了となりました。

 

皆さん、お疲れさまでした。そして、ご協力いただきましたたくさんの保護者の皆様、ありがとうございました。お陰様で、「マラソン・ウォーキング大会は」は大成功を収めることが出来ました。

生徒の皆さんは、ゆっくり体を休めて、また月曜日から元気に登校してください。また、高校3年生は、今回、全員が完走したことを胸に、受験に向けて頑張ってください。応援しています。