校長室便り

「第12回明治大学文学部読書感想文コンクール」優秀賞!

明治大学文学部が主催する「第12回明治大学文学部読書感想文コンクール」で、高校1年の「中村そのか」さんが受賞しました。おめでとうございます!

このコンクールは高校生および社会人に応募資格があり、課題図書10冊の中から1冊を選び、1200字以内の読書感想文を書いて応募します。今回は804点の応募があり、その中から、高校生部門、社会人部門、合わせて100名が優秀賞に選ばれました。高校生部門では86名が受賞しています。(ちなみに、最優秀賞というのはなく、100名全員が優秀賞です。)

本来ですと「表彰式および記念講演会、茶話会」が開催されるのですが、今年度は、残念ながら中止になってしまいました。なお、受賞作品は冊子となって公表されるそうです。

中村さんは、課題図書の中から、住野よる著「よるのばけもの」を選びました。「毎日夜になると化け物に変身してしまう高校生の僕が、ある夜中、学校の教室に行ってみると、そこに同級生の矢野さんがいた。」という物語です。


(以下、中村さんとのQアンドAです)

Q1 どうして、このコンクールに応募したんですか?
→「夏休みの面談で、読書が好きという話になり、担任から「こんなコンクールがあるけど、出してみたらどう?」と勧められたのが応募のきっかけでした。締め切りまで数日と迫っていましたが、「よるのばけもの」なら読んだことがあったので、これに決めて、一気に書き上げました。」

Q2 読書感想文では、どんなことを書いたんですか?
→「人って、思っていることと、言動が一致しないことがありますが、主人公の僕も、自分の思っていることをうまく伝えることが出来ません。思っていることと外見(言動)が違ってしまうことを理解するのも大切なんだなということを書きました。」

Q3 普段はどんな本をどのくらい読んでますか?
→「住野さんの「君の膵臓をたべたい」も好きです。ファンタジー的な本や東野圭吾さんも好きです。最近はあまり読めてないですが、平均すると月に3~4冊くらいです。」

Q4 これから読んでみたい本はありますか?
→「源氏物語のような古典にも挑戦したいです。現代語訳もでているので。」

*読んでみたい本、やりたいことがたくさんあることが伝わってきました。
いろんなことに挑戦してください。応援しています。

PS「よるのばけもの」面白そうだったので、帰りに本屋によって購入しました。読むのが楽しみです。