校長室便り

【中3】高校へのアプローチ

3月4日(木)、今日は本校の高校教員が、中学3年生に模擬授業を行いました。

国語:横山先生


英語:川俣先生


数学:松井先生

中学3年生が、高校生になる自覚を持って、学習の方法を身に付ける良い機会となるよう、国語、数学、英語の3教科の模擬授業を一日かけて行いました。

国語では、大学入試の制度が変わったことや、評論、小説、古文、漢文など、高校で学ぶ国語について、具体的な例を示しながら、わかりやすく教えてくれました。


英語では、実際に使っている高校の英語の教科書(コミュニケーション英語)を使って、中学とどのような違いがあるのかを、実際にActivityを行うことで確かめていました。「If there were no corona viruses, what would you do? もし、コロナウイルスがなかったら、あなたは何をしますか?」という仮定法過去の例文に、それぞれが自分の答えを作り、ペアワークで発表しました。


数学では、今年度から導入された「大学入学共通テスト」では、どのような問題が出されているのか。そして、それを解くためには、どんなことを学ぶ必要があるのか、などについて、実際に問題を解きながら説明してくれました。それらを通して、松井先生が伝えたかったのは、数学って楽しいんだよ、というメッセージでした。


今日の高校の先生の授業を受けた感想を校長室掃除に来てくれた中3生に聞いてみました。

「高校では、数学が週に6回あると聞いてびっくりしました。」
「私は数学が好きなので、10回でも受けたいと思いました。」
「高校では勉強のレベルが高いことがよく分かりました。レベルが高いことを勉強するのはとても楽しみです。」
「勉強が難しくなりますが、難しいほどわかった時の喜びは大きいと思います。」
「高校の勉強についてなんとなく不安がありましたが、こういう勉強をするんだということがわかり、楽しみの方が大きくなりました。」

など、全員がとても良い体験ができた、高校で勉強するのが楽しみ、と前向きに受け止めていました。中高一貫ならではの授業であり、やってよかったと思いました。