校長室便り

【高校】科学部 ~全国高校総合文化祭県予選

12月12日(土)に、来年度、和歌山県で実施される「第45回全国高等学校総合文化祭」の自然科学部門の県予選が行われます。今回は、各校の発表を事前に収録し、当日、Zoomで流して審査が行われます。そのための収録を本日、生物室で行いました。

発表は、部長の戸室さんと副部長の青木さんによって行われました。
研究のテーマは「栃木県産有尾目の保全にむけてⅡ ~繁殖集団の産卵地調査と遺伝的多様性」です。

栃木県の絶滅危惧種に指定されている「トウキョウサンショウウオ」について、幼生の成長や変態・上陸に関する調査や人工産卵地を整備し保全活動を行いました。また、遺伝子解析を行い、現在の遺伝的多様性が生じた要因を推測しました。


今年度は、新型コロナの影響で、満足に調査が出来ない時期がありましたが、やるべきことはきっちりと行い、結果にまとめました。研究は、3つのテーマからなっており、①幼生の成長および変態・上陸に関する調査は、青木さんが発表しました。


一方、②人工産卵地を整備した保全活動、③遺伝的多様性については、戸室さんが発表しました。


12月12日(土)の県予選当日は、各校で収録した映像が、ZOOMで流され、審査員からの質問に答えなければなりません。全国行きの切符をかけて、頑張ってください。