校長室便り

【高校】秋季高校野球大会

9月11日(土)「第74回秋季栃木県高等学校野球大会」が開幕し、本校の野球部は、清原球場の第一試合に出場しました。今大会は、佐野・佐野東・小山北桜の連合チームで参加しました。1回戦の対戦相手は、強豪の宇都宮商業です。

小雨が降る中、8:30から試合が開始されました。


現在、部活動は他校との練習は認められていませんので、連合チームは、先月の交流戦以来、ぶっつけ本番での対戦でした。

1回表裏、順調な滑り出しをしました。2回には1アウト2,3塁の好機もありましたが、あと1本が出ず、無得点。その裏、連打で2点取られましたが、ここまで、ほぼ互角の戦いぶりでした。先発ピッチャーの古橋君の投球にも力が入っています。

連合チームには、先発メンバーとして、古橋君(ピッチャー)、若田部君(センター)、大門君(サード)、三品君(ショート)が出場し、控えには、猿橋君、小林君、田中君、松本君、郷君が入っています。


宇都宮商業のピッチャーにも食らいついていました。


ところが、2回が終わった時点で、雨足が強くなったため、一時中断となりました。
時刻は8時55分、開始から27分後でした。雨雲が通過するのを待って再開するようです。


雨雲はなかなか切れません。雨雲レーダーでは、40分くらいすると雨雲から抜け出られる予報でしたが、次から次へと、雨雲が湧いてくるようでした。
そして、中断から約2時間が経過し、やっと晴れ間が見え始めました。

大会のスタッフや生徒などが、シートをかたずけ、スポンジのようなもので、たまった水を吸い取り、乾いた土を入れてグランドを整備していました。とても手間がかかる作業を整然と、手際よくやられていて、見ていて感心しました。そして、試合が再開されたのは11時13分。中断から2時間18分が経っていました。

試合再開後、宇都宮商業に3回(1点)、5回(4点)、6回(2点)、計9点をとられたため、0-9で、7回コールドとなりました。試合終了は12時32分でした。

随所にいいプレーが見られましたが、あと1本が出なかったり、チーム練習が全くできなかったので、守備には課題が見られたようです。しかし、それ以上に、大好きな野球をやれている喜びが、はつらつとしたプレーから伝わってきました。応援にきてくれていた保護者の皆様も、プレーの再開を心待ちにしており、2時間もたったんだなと後から気づいたほどで、不思議と苦にならず、何となく楽しい時間でした。
選手の皆さん、本当にご苦労様でした。