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【高校】「#アップサイクルTOCHIGI」最終報告 「スペーシアX カウントダウンイベント」参加
参加生徒(3年生10名)
班長:田部田春香 小熊優衣
大鷲真依 栗林莉子 小松原千楓 青柳妃砂 蓮沼萌衣 平川柚葉 山口美礼 渡辺将有
今月18日(日)、とうきょうスカイツリー・ソラマチ広場にて開催の「スペーシアXカウントダウンイベント」に参加してきました。来月15日の開通一月前に合わせて企画されたこのイベントは、本校生と岩倉高生とが、長い間取り組んできた共同企画のお披露目の場でもありました。今回はその模様をお伝えします。
当日は好天にも恵まれて、ソラマチには早くからたくさんのお客さんが。会場となった1Fイベント広場にも、鉄道ファンをはじめ、多数の来客がありました。当日のイベント内容は次の通り。
・ステージイベント
・(スペーシアX内で提供予定の)クラフトビール&珈琲の試飲会
・グッズ販売
・観光カプセルトイ
・制服体験
・春日部工業高校によるミニ電車
本校生と岩倉高生との共同企画は冒頭の写真でお分かりの通り、観光カプセルトイ。子どもから大人まで楽しめるガチャガチャで、スペーシアXと栃木への関心を高めてもらおうと企画しました。カプセルに入っているのは、両校生がそれぞれデザインを担当した下の缶バッジ。1回200円で何れかが入っています。抽選で日光アストリアホテルの宿泊券などが当たる応募ハガキ入りのカプセルも混じっており、さらに当日は、特製の日傘交換券も入ったカプセルも特別に用意されました。このカプセルトイは、浅草駅と北千住駅に8月いっぱいまで設置されていますので、お立ち寄りの際は、是非、回してみて下さい。
11時からはじまるブースでの販売は、二班がローテーションを組んで対応。この日、岩倉高生は重要な国家試験に臨んでいたため、夕刻の引継ぎまで本校生が預かりました。嬉しいことに、日中、カプセルトイのブースには途切れることのないお客さんが!中には全種コンプリートの強者もいらっしゃいました。さらに嬉しかったのは、たくさんのお客さんから頂いた励ましのお言葉。暑さ厳しい中ではありましたが、温かい声に支えられて、生徒たちは常に笑顔で頑張っておりました。
ブース販売と並行して、14時からはステージイベントが開始。Xのミニ電車を作成した(!)春日部工業高校の皆さんに続いて本校の発表。代表4名はカプセルトイとともに登壇。ステージ上の4名は事前の練習など無かったにもかかわらず、MCの方とのやりとりもスムースで、自分たちの企画と栃木の魅力について、堂々と発表してくれました。ここではカプセルトイとは別に、本校生独自の取り組みも紹介。下の観光マップは、本校生が「足を使って」作成したもの。新鹿沼駅と日光駅に設置・配布されますので、やはりお立ち寄りの際には、是非、手にとって見て下さい。優しく応えてくれる聴衆の皆さんにも支えられて、終始一体感に包まれたステージ発表は、喝采の中で終了しました。
17時頃、到着した岩倉高生にバトンタッチ。試験後の疲れも何のその、彼らもまた、ブース販売での接客と、夜の部でのステージ発表に臨んでくれました。後日、確認したところ、この日用意した予備分300個を含む1060個が完売したとのこと。正に、両校生の熱意を象徴する成果だといえます。
この企画がはじまって一年。華々しい終結を迎えることが出来たことに、生徒ともども、感謝しかありません。正直、ここに至るまでには紆余曲折があり、一年という長い時間がかかってしまいましたが、常に子どもたちの活動を生かすべくご尽力下さった東武鉄道やとちぎテレビをはじめとする関係者の皆さま方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本当に有難うございました。そして、パートナーとしてここまで歩んできてくれた岩倉高校運輸科の皆さんと、熱心にご指導にあたられた開先生、本当にお世話になりました。当企画によって生まれた両校の交流が、今後もまた別の形で続けば幸いです。
最後に、これまで陰ながら応援して下さっていた読者の皆様にも謝意をお伝えして、報告を終わりとします。一年間、有難うございました。(文責:石田和紀)
特にありません。