活動の記録

「知事と語ろう!とちぎ元気フォーラムin佐野高等学校・佐野高等学校附属中学校」

 8月22日(金)、「知事と語ろう!とちぎ元気フォーラム」が本校で開催されました。

 その様子は当日夜のとちぎテレビでも紹介されたので、ご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。「知事と語ろう!とちぎ元気フォーラム」は、毎夏、知事が県内の高校を訪問して十代との意見交換を行うという企画ですが、今回初めて中学生も対象とするにあたって、附属中学校を併設する本校が選ばれました。当日は福田富一知事と中村千浩教育長が来校され、中高あわせて36名の生徒との交流会に臨まれました。

 会の進行は高校2年の嶋村陽希さんと中村こころさんが務めてくれました。最初は緊張感に包まれてのスタートでしたが、温厚で親しみのある知事の御人柄もあって、次第に和やかな雰囲気の中で会は進んでいきました。

 まず、中高生徒会による学校紹介が行われ、その成果の一つとして、SGクラブ研究班が作成した唐沢山城パンフレットが福田知事と中村教育長に進呈されました。学校紹介を視聴された福田知事からは、「思考を深めるプログラムが豊富に施されていて、社会に出る準備が生徒の皆さんに出来ていることを頼もしく思う」という感想をいただきました。次に、本校生が掲げた「働きたい・住みたい・遊びたい・栃木~持続可能な社会を目指して~」というテーマに基づいて、知事との意見交換が行われました。福田知事には参加生徒から15もの質問が寄せられ、知事は質問者である生徒1人ひとりに対して誠実に向き合い、丁寧な回答をしてくださいました。若者(特に女性)の県外流出への対策やIT企業誘致をはじめとするベンチャー企業などへの支援策など、いずれもとちぎ県の現状を捉えた鋭い質問ばかりで、会議後の感想で中村教育長も本校生の分析力を高く評価してくださいました。特に印象的であった場面は中学2年の諏訪鈴音さんとの対話で、「今の学生が勉強面や生活面などで、すべきことは何だと思いますか」という質問に対して、「自分が住んでいる地域を知り、ふるさとに愛着を持ってほしい」と回答され、さらに「それがなりたい自分になるための根幹になる」と熱く語られていました。

 福田知事は閉会にあたっての挨拶で、来年放送予定の連続テレビ小説『風、薫る』に触れ、主人公のモデルとなった、日本初の看護師として知られる黒羽藩出身の大関和(ちか)のように、「自分を高めるための努力を怠らず、地域社会に貢献し、誰からも頼られ尊敬される人物になってほしい」というメッセージを本校生に送られました。地域社会に根差した探究活動を軸に学校生活をおくる本校生を、力強く後押ししてくださる御言葉と受け止めました。

 2時間という僅かな時間でしたが、参加生徒にとっては、自分×地域社会×未来を考察する貴重な経験となりました。大変御忙しい身にもかかわらず、このような機会を与えてくださった福田知事と中村教育長には、改めてこの場をかりて御礼申し上げます。ありがとうございました。