活動の記録

【中1】「チェンジメーカー」による講話

11月15日(水)6・7校時、総合的な学習の時間に、現在取り組んでいる「ソーシャルチェンジ」の活動の一環として、「チェンジメーカー」による講話がありました。

「チェンジメーカー」とは、自分の身近にある問題や社会課題に挑戦している人のことです。

今日は、ネッスー株式会社代表取締役 木戸優起様から、オンラインによる特別出張授業をしていただきました。木戸様は、子どもの貧困と食品ロスを解決する「ソーシャルチェンジ」を起こすために起業された方です。

中1生徒たちは先日のスペシャルウィークで、グループごとに「困っている人を助けよう」というテーマで問題点と解決策の案を出し合い、それをもとに今日は課題発見から解決策を見つけるまでのワークショップに取り組みました。

木戸様はご自身が起業されたご経験から、ビジネスという視点を通して課題を見つけ解決する際に大切なことは、まず課題をしっかりと捉え課題が起こる原因がどこにあるかを把握することであると話されていました。また、課題の原因が人にある場合、行動を損得で考えること、環境に原因があるならその仕組みを考えることが必要です。損得を考えず課題解決の活動を寄付に頼った場合、資金不足で活動中止となり、逆に多くの人に迷惑をかけることになってしまいます。

生徒たちにとって、ビジネスの観点から課題の解決策を考えることは難しそうでしたが、グループで話し合いながら、最後に代表班が考えたアイデアを発表しました。

 

各クラスの代表班による発表の様子です。それぞれの課題について、しっかりと考え発表することができました。

最後は、活動を終えての感想とのお礼の言葉で「チェンジメーカーの講話」を終了しました。

15期生一人一人が身近なところにある課題に目を向け、解決策を考え、行動できる「チェンジメーカー」になっていけたらすばらしいことですね。期待しています!