活動の記録

【中2】技術 ロボットコンテスト

本日、中学2年2組の技術の授業において「ロボットコンテスト」が行われました。

 

昨日の記事「【中2】技術 ロボコンの準備」で紹介したロボットコンテストが、26日(水)に2年2組の技術の授業で行われました。

以下では、ロボットコンテストの様子を紹介します。

 

今回のロボットコンテストでは、木製のコース内でロボットを操り、時間内に獲得した合計得点で勝敗を競います。

最初の1分間で長い棒(高得点)と短い棒(低得点)のどちらを使うのかを選択し、相手の枠に妨害用の棒(黄色)を設置します。

その後、3分間での試合では、スタート地点に収まったら2点、ウレタンの棒を枠に入れたら4点(短い棒は2点)、ウレタンの棒をセンターに付けたら1点、など得点を重ねていきます。

【スタート地点の四角い枠の中に収まったら2点獲得です】

【画面奥の赤い枠からスタートしたロボットは、手前の赤い枠が得点対象です】

 

「どのような形にするのか」や「どのように棒を運ぶのか」など、どのようなロボットを作成するかはグループ毎の作戦となります。 

棒を持ち上げて枠へ入れると高得点になりますが、ただアームで挟むだけでは棒は持ち上がらないので、棒を引っかけるための突起が必要となります。しかし、いざ枠に棒を入れて離そうとすると、この突起が引っかかって棒がスムーズに離れなくなってしまいます。

 

【枠に入った棒をどう離すのかを考えています】

 

この難点を克服するために、「アームで押さえて紐に引っかけて持ち上げるロボット」や「持ち上げる用と挟む用の2種類のアームを装着したロボット」、「エレベーターのようなケースに棒を載せて落とすロボット」なども登場しました。

2種類のアームを上手く操縦して枠に入れています

 

また、棒を持ち上げるよりも棒をセンターへ運ぶことを優先したロボットもあるなど、試行錯誤の末に様々なロボットを作成していました。

手前のロボットは小さい棒をたくさん運んでいます

 

機能を追求したことで機体やアームが重くなり動かなくなってしまったロボットもありましたが、どのグループも工夫を凝らしたロボットを作成していました。

 

生徒たちの創造力やロマンが詰まった、とても面白い授業でした。また、中学3年には、放課後にロボットを作成し、ロボコンへの出場を目指している有志の生徒もいます。生徒たちの更なる活躍が楽しみです。