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【高校】全国高等学校将棋竜王戦(2日目)
8月18日、竜王戦の2日目、決勝トーナメントです。
決勝トーナメントの対戦表です。決勝トーナメントに残る生徒は2勝以上している強者です。
全国の強豪が集まるなか予選を突破するだけでも大変なことです。
結果は、・・・
最後にお伝えします。最後までお付き合いください。
1回戦は広島大学附属福山高等学校の生徒との対局でした。昨日同様、会場全体が緊迫したなかで対局が始まりました。
初戦を無事に勝利することができました!
2回戦は滋賀県の立命館守山高等学校です。どっちが勝ってもおかしくない戦況でしたが、接戦をモノにすることができました。これでベスト8です!
3回戦は東京都にある國學院高等学校の女子招待選手です。
女子は苦手と言っていましたが、無事に勝てました。
これで目標であったベスト4以上確定です!
準決勝で対局する相手は宮城県仙台西高等学校です。
厳しい対局でしたが、勝利をもぎ取ることができました!
そして決勝戦では、奈良県の東大寺学園高校です。
今年の総文祭の団体戦で予選、決勝トーナメントで対戦した相手で、予選では勝ちましたが決勝トーナメントでは負けてしまいました。そして総文祭の団体戦で優勝したのがこの東大寺学園高校です。竹熊くんは今回対戦する生徒とは、これまで直接対戦していないようです。
決勝戦は個室で行い、大部屋で大盤解説となります。よくテレビでやるような感じです。
個室では日本将棋連盟会長の九段である佐藤康光棋士が対局を見守り、そして大部屋では八段中田功棋士と七段豊川孝弘棋士に解説していただきました。
さて、結果は……準優勝でした。
最後まで粘りましたが、惜敗でした。
前回のリベンジとはなりませんでしたが、素晴らしい成績に感動です。
本当によく頑張りました!
表彰式後に竹熊君は、読売新聞社からインタビューを受けていました。
その内容の一部を紹介します。
「これまでの成績では、小学6年と中学3年の時の全国ベスト8が最高だったので、今回の竜王戦は、それ以上を目指して臨みました。また、3年ぶりの大会ということで、自分の今の実力を試したいと思いました。」(高校での総文祭では、昨年、今年と団体戦でベスト16が最高)
「決勝戦では、相振(お互いに振り飛車)は、あまり得意な形ではなく、中盤以降から苦しい展開になってしまい、粘ったが押し切られてしまいました。この展開の知識がまだ足りなかったので、これからも勉強して挑戦していきたいと思っています。」
「竜王戦では、持ち時間の設定が短いため、対局では、時間に余裕を持つように意識して指しました。初めて強い人と対戦するのが楽しみで、感想戦で話ができることが勉強になります。今回、目標を達成できたので、この結果には満足しています。」
「これからは、大学でも活躍し、アマチュア大会で優勝したいと考えています。」
特にありません。