栃高トピックス

出張講義 ~進路指導部より~

毎年恒例の出張講義が、本年度も開催され、成功を収めました。

これは、「総合的な学習の時間」の一環として、大学の先生から専門的な講義を受けるものであり、生徒に学問界への憧れを深めさせ、進路意識の醸成と学習意欲の向上を目的とするものです。

今年度は、3月16日(金)、19日(月)、22日(木)の放課後を利用して、実施しました。国公立大学から、1日4大学、3日間で計12大学の講師の先生を招聘しました。生徒は、1年生が2講座以上、2年生が1講座以上を選択し、受講の前には、講師の先生から頂いた事前課題を研究、提出し、講義に臨みました。

その講義風景は、すでにHPでも公開しましたが、生徒達が熱心に講義を聴く姿が印象的でした。講師の先生から、次のような感想を頂きました。
 ・事前課題をしっかりこなしており、大学生と同じような立派な解答が見られた。
 ・今までいくつかの高校でこのような講義をしているが、受講態度が一番良いと感じた。
 ・講義が終わってから、質問をしてくる生徒が何人もおり、意識の高さに驚かされた。
 ・1時間という枠であったが、熱心な生徒が多く、時間を超えて講義をしてしまった。
 ・このような企画を高校で行うことは、大変意義があり、大学としても協力したい。
など、多くのお褒めのお言葉を頂きました。

この出張講義を通して、生徒が大学に対するイメージを構築することに役立ててもらえればと思います。大学は、自ら勉強するところ、そして、研究するところ、その研究題材や素材は、ごく身近なところにある。この講義を通して、そのようなことに気づき、自らの進路実現への活力にして欲しいと願っています。

                                      ~進路指導部より~