校長室だより

NEW 9月1日以降の本校の対応

生徒、保護者、中学3年生等関係者の皆様へ

 8月30日、栃木県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催されました。本県では、新規感染者数は、直近で今週・先週比が1を下回るなどピークを脱しつつある兆候も見られますが、依然として高い水準が継続しています。重症病床使用率は2割程度で推移し、病床使用率は減少傾向も見られるものの、依然として5割程度であるなど一般医療を含め、医療提供体制への大きな負荷がかかっています。その他、各警戒度指標では、新規感染者数等がレベル3の状態にありますが、一部指標の改善傾向も見られること等を総合的に勘案し、警戒度レベルは2(警戒を強化すべきレベル)を維持、社会経済活動を維持しながら医療ひっ迫を回避するため、「BA.5対策強化宣言」を継続し、新規感染者数の減少傾向を確実なものとするとともに、限りある確保病床等の効率的な活用や発熱外来のひっ迫を回避するための取組を進めることとなりました。

「BA.5対策強化宣言」の概要
(1)期間:8月5日(金)から9月30日(金)
(2)県民・事業者への協力要請(概要)
〇基本的感染対策の徹底
〇早期のワクチン接種検討(3・4回目接種)
〇混雑場所等への外出・移動についての慎重判断、特に、高齢者や基礎疾患を有する方の混雑場所等への外出自粛など、感染リスクの高い行動回避
〇 15歳以上65歳未満の方の「検査キット配布センター」、「陽性者登録センター」の活用(低リスク、軽症者等の検査・連絡)
〇帰省等で高齢者や基礎疾患を有する方と接する場合の事前検査受検
〇救急外来及び救急車の適切利用

県立学校の対応
 上記に合わせ、県教委から9月1日以降の県立学校での対応について通知が発出されました。概要は以下のとおりです。
〇引き続き十分な換気・適時適切なマスク着用など感染対策を徹底し、教育活動(部活動を含む)を実施
〇特に、部活動に付随する場面(飲食、更衣、移動、宿泊等)での感染対策を徹底
〇大会等に参加の場合、各主催団体が示すガイドライン等を遵守
〇新学期スタートにあたり、各家庭での感染対策の徹底について、改めて保護者に理解と協力を強く呼びかける

本校の対応
 本校では、「新型コロナウイルス感染症への対応に係る県立学校における教育活動の指針Ver.7(6月17日、県教委)」に従い、学校祭など休み明けの各種行事は、感染対策を徹底した実施を計画しております。また、「生徒の学びを止めない」ために、危機感を持って感染対策の指導や見守り、「栃高生としての自覚ある行動」を促し、これまで以上に感染対策を徹底して参ります(「適時適切なマスク着用」「会話する=マスクする」「消毒・手洗い」「ゼロ密」「換気」等)。
 校外においても、「大人数や長時間に及ぶ会食・会合」は十分に注意をお願いします(アクリル板設置の有無による距離の確保、人数換気、会話時のマスク着用など)。

 保護者等関係者の皆様には、これまでのご協力に深く感謝申し上げます。今後も、日々の検温と健康観察、不要不急の外出に十分注意するなど、「家族全員での感染防止対策の徹底」に、引き続きご理解とご協力をお願いします。
 同居のご家族等を含め、発熱・咳・倦怠感等の症状等が見られる場合には、「無理に登校しない」、「様子をうかがうことなく、躊躇せず速やかに、かかりつけ医療機関等に『電話相談』、あるいは、『受診・ワクチン相談センター(コールセンター)』に連絡」をお願いします。また、本校にもお知らせください。

 受診・ワクチン相談センター:0570-052-092(24時間対応)

 上記の対応は、今後の状況の変化によって変更する可能性があります。通知や一斉メール、このHP等にてお知らせしますので、最新の情報を随時確認してください。また、不明な点がありましたら、クラス担任等に相談、確認をお願いします。