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栃高博物館
栃高博物館 113 モクロウ(木蝋)
栃高博物館 113 モクロウ(木蝋)・ハゼノキ(櫨の木)の実
分類 被子植物門 双子葉植物綱 ムクロジ目 ウルシ属
学名 Toxicodendron succedaneum
大きさ 高さ10m
分布 アジアの温暖な地域
名札に「木蝋標本」「櫨実」が確認できます。産地は消えてしまいました。
島津製作所標本部の作製です。ハゼノキは雌雄異株で、種を絞った木蝋は和蝋燭
(わろうそく)の原料です。今では石油系のパラフィンから大量に安く生産されて
います。軟膏やポマード、クレヨンにも使われています。秋に真っ赤に紅葉する
ので「櫨紅葉」(はぜもみじ)といい、秋の季語になっています。
ヨーロッパでは、蜜蝋やパラフィンで蝋燭を作っています。蜜蝋
(Beeswax)はミツバチの巣を精製して作ります。だから木蝋の英名は
ありません。そして木蝋の虫へんは蜜蝋からきているのですね。
1999年11月26日開設
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栃木県立
栃木高等学校
〒328-0016
栃木県栃木市入舟町12-4
TEL 0282-22-2595
FAX 0282-22-2534
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