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3年生の面接指導

 8月もいよいよ後半を迎えました。本校では、今日から『夏の後期課外』が始まりました。出席した1・2年生の皆さんは、2学期の好スタートに繋がる充実した課外にしたいと、1限から張り切った様子で授業に臨んでいます。         
                     

この日、3年生の教室では、『第2回就職対策ガイダンス』が同時に実施されています。就職試験を間近に控えた3年生たちの表情は、真剣そのもの。外部講師の方々による様々なアドバイスや面接の実践を通して、自分の将来や仕事の意義を改めて見つめ直すことのできる、貴重な機会です。                
                  
            
 

ガイダンスでは、面接時のマナー・履歴書の書き方といった基本的な心得の解説から、模擬面接を通した実践的な対策までを幅広く行います。特に、面接における〝志望の動機〟は最も重要。出席した3年生は、面接練習に何度も挑戦しながら、自身の志望理由をより深く検討し直していました。

 高校時代を通して自分が身につけたことは何か、自分の特技を他者のためにどう生かすことができるのか、どのように働いて人々のために力を尽くすことが、自分にとっての生き甲斐となるのか・・・ 

自分にできる特技を通して他者に何物かを「贈る」こと、そして、贈られた相手から頂く「感謝の気持ち」によって、自分の存在価値が実感できること。労働の本質は、そこにあるといいます。仕事という社会貢献を通して、自分自身もまた輝くことに気づき始めた生徒たち。またひとつ成長した生徒の皆さんの姿を垣間見ることのできた、夏の一日となりました。 
                      参考文献:内田 樹「働くことの意義」