科学技術サイエンスワークショップ

12月10日から3日間、科学技術リテラシー教育の一環としておこなわれるサイエンスワークショップが実施されました。

毎年1学年の全生徒を対象に、普段の授業ではなかなかできないような科学技術の実習を体験します。今年度も昨年に引き続きNTT東日本-栃木の方々にご協力いただき、光ファイバーのことについて色々教えていただきました。

はじめに全員で光ファイバーとはどんなものなのか、長所や短所、また、どのようにして情報を顧客まで送っているのかなどを、パワーポイントの資料とともにわかりやすく解説していただきました。



光ファイバーの特性やメリットを学んだら、

実際に体験します。



光ファイバーの解説をしていただいた後に、実際使ってみると改めてその凄さに感心させられます。髪の毛くらいの細い1本の線から、自分の得たい情報を得ることができます。テレビが見られたり、電話ができたり、インターネットで情報を検索したり・・・と、生徒は楽しみながら光ファイバーを体験していました。特にインターネット接続は生徒たちに好評でした。

そして光ファイバーに関する実習で、光ファイバーの融着接続というものを体験させていただきました。実際の現場では、高所作業車の上でおこなわれている光ファイバーと光ファイバーを繋ぐ作業で、今回は特別に束になったケーブルや機材を持ち込んで、室内でその作業を体験しました。



まずは機器についての説明を受けます。小さな機器ですが、これ1台で車1台が買えてしまうくらい高価なものだそうです。今回はなんとそれを4台も用意していただきました!!



機器の凄さがわかったところで、使い方をレクチャーしてもらいます。
みな真剣に説明を聞いていました。





慣れない作業でしたが、わかりやすい丁寧な説明の甲斐あって、生徒も楽しみながら融着作業ができました。

普段は何気なく使っているインターネットサービスですが、今回の実習を通して、技術の進歩やその凄さを再認識することができました。

NTT東日本-栃木の皆様にはお忙しい中、サイエンスワークショップにご協力いただきありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。