栃木県立足利女子高等学校長 佐藤弘道
みなさん、こんにちは。
栃木県立足利女子高等学校のHPを御覧いただきありがとうございます。
本校は、明治42年、日本の学校の原点と称される、板東の大学「足利学校」ゆかりの地に、足利郡立足利高等女学校として呱々の声をあげました。
爾来、創立112年目となる本年に至るまで、常に地域における女子教育の中心校、拠点校として、その役割を担い続けてまいりました。これまでに本校を巣立った卒業生数は2万5千人を超え、国内外の様々な分野で活躍しています。
本校の敷地内には楓や桜をはじめとするたくさんの樹木や手入れの行き届いた庭園が配されており、校舎のどの窓からも美しい緑を目にすることができます。また、校舎内は数多くの絵画をはじめとする美術作品で飾られており、静謐で品格が漂う教育環境の中で生徒は充実した高校生活を送っています。
本校の教育の基本には、これまで百年以上の星霜を経てなお今日まで受け継がれてきた「自主、自立、自由」の校風があります。その校風をふまえ、本校は「健康で、研究心に富み、情操豊かで、生活力旺盛な近代的女性を育成する」を教育目標に掲げております。
本年度は本校にとって特別な1年となりますが、生徒たちはこれまでと変わらずに、「文武両道」をモットーにして、国公立大・私立大への進学を目指して勉学に励むとともに、意欲的・主体的に部活動、生徒会活動、学校行事に取り組み、自分たちで学校を盛り上げていこうと、ハツラツとした毎日を送っています。
これらを基盤としながら、本年度は、さらに大きく変化していくこれからの時代に対応していくために、「主体的に考える力」を身につけること、そして、前任の渡邊佐知夫校長のもと目標としてきた「つよい足女」の理念を発展させながら「本当のやさしさ」を身につけること、この2つをスローガンとし、本年を足女高として最高の1年とするため、邁進して参りたいと思います。
以上、本校の沿革や特色を紹介いたしました。今後とも本校の教育活動に御理解と御支援を賜りますようお願いいたしまして、御挨拶といたします。