◆この取り組みは、平成28年度「起業家精神育成事業」(県教育委員会主催) として、研究指定を受けました。 研究テーマは、「先端的なデザイン技術を活用した、『繊維のまち』足利にふさわしい魅力ある商品の開発」です。 研究指定終了後も足利商工会議所と協力して活動を続けています。
4月28日(土)、29日(日)に、かぎ十番の店舗をお借りしてチャレンジショップを開催しました。
販売商品は、エコバッグやTシャツ、コースターなどの繊維製品です。藍染、柿渋染、草木染、型染、捺染など地域の企業や大学で学んできた技術を活かして製作したものです。その他、店内に生徒作品や卒業生の活躍、地域連携について紹介する展示も行いました。また、初の試みとして、市役所から屋台をお借りし、足利市観光駐車場近くに案内所を設置しました。開店に先立ち、商工会議所の武井さんから接客の研修を受けるなど準備をしてきたので、前回の反省点である接客応対について多少なりとも改善することができました。
店舗を貸してくださったかぎ十番の方々をはじめ、遠方からの観光客や市内イベントへ参加した方など、多くのお客様にご来店頂きありがとうございました。
産業デザイン科の生徒がデザインしたハンカチとポーチですが、足利市立美術館のミュージアムショップで購入できるようになりました。
このハンカチは、肌に優しいマイクロファイバーを使用し、柄は織姫神社や吉祥寺をモチーフにしています。ポーチの柄は、繊維技術支援センターに保管されている足利銘仙の図案データを活用しています。どちらの商品も最新の印刷技術と足利の伝統を組み合わせた商品です。
足利を元気にする高校生の取り組みについて、地域の方に興味関心を持って頂けて嬉しい限りです。多くの方に製品を手に取って頂く機会をくださった長﨑様に厚く御礼申し上げます。
12月9日に足利市地域おこし協力隊の山下様、足利市役所の柏瀬様とアートウォークを行いました。
足利市立美術館では増剛造展を見学し、学芸員の篠原様に展示作品や収蔵庫や搬入口など、普段見ることのできない館内をご案内頂きました。
まちなか遊学館では、山下様から地域おこし協力隊の取り組みについてお話頂き、足利市の域活性化について学びました。グループワークでは感想や気づきを話し合い、美術館や作品について理解を深めることができました。貴重な体験をさせて頂きありがとうございます。
今年度新たな取り組みとして、藍絽座の風間様とのコラボ商品を製作しています。
グラデーションの技法や絞り染めを教わり、ストールとTシャツを藍染しました。
1年生は初めての藍染でしたが、風間様にアドバイスを頂き綺麗に仕上げることができました。風間様、大変お忙しい所ご指導頂きありがとうございました。
日本弁理士会より浅村特許事務所の大日方和幸様を講師としてお招きし、知的財産権出前授業を行いました。
商品パッケージや製造法などに関わる知的財産権についてお話し頂きました。
商品開発にあたり類似した商品がないか検索する方法や、オマージュと模倣の違いなど、注意しなければならない点についてわかりやすく学ぶことができました。
大日方様、大変お忙しい所ご講話頂きありがとうございました。