日光彫
塗り

日光堆朱塗り(にっこうついしゅぬり)(*1)は、明治末期(めいじまっき)から大正初期(たいしょうしょき)にはじまった日光独特の塗りの技法です。

日光彫(にっこうぼり)という名称が使われるようになったのは比較的最近のことで、それまでは「日光堆朱彫り」「日光盆」と呼ばれていました。

用語解説

(*1)日光堆朱塗り

彫りあがった木地に、朱漆(しゅうるし)を塗り、その上にカーボンブラック(炭の細かい粉末)をふりかけてから下地の朱を研ぎ出し、模様をより立体的に仕上げる方法です。