真岡木綿 | |
糸紡ぎ(いとつむぎ) |
綿打ちされた綿を使って糸車で糸にしていく工程です。
「糸とり3年、織り3日」と言われるほど、難しい作業で10gの糸を紡ぐのに約1時間半かかります。
初心者では約3時間かかります。
「ツム」と呼ばれる針状のものに綿をかけ糸車の回転力によりヨリがかかり糸になります。
糸紡ぎは全国的にも珍しいです。
わらしべ(稲の一部)をツムにつけます。
セットしたわらしべにみち糸を巻きます。
綿打ちされた綿です。
綿の上にみち糸を置き手に持ちます。
糸車を廻しながら綿を持った手を引くと、ヨリがかかり糸になります。
廻すスピードと綿を持った手を引くタイミングが重要で、ヨリがかかりすぎても切れてしまいます。
綿は持っているだけです。
綿を糸にしたものです。(紡ぎ玉)