学習内容 |
時間 |
学習活動 |
指導上の留意点 |
学習課題の確認 |
10 |
1.本時の学習課題を知る。
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・本時は実際にミシンを一人で扱えるようになることがねらいであることを伝え、意欲付けとする。
・前時までの復習として、ミシンの各部の名称やミシンの動かし方・針の動き方を確認する。
ミシン掲示資料
活動ごとに、反省カードを記入することを説明する。
ミシンの各部の名称
ミシンの動かし方
針の動き方
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縫い始める前の準備の仕方 |
60 |
2.縫い始める前の準備の仕方を知る。
(1)下糸の入れ方
(2)上糸のかけ方
(3)下糸の出し方
下糸の入れ方
上糸のかけ方
下糸の出し方
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・縫い始める前の準備について実演し、理解させる。
・ミシンには、「水平がま型」と「ボビンケースを使用する型」の2通りあることを知らせる。できたら、どちらも師範できると良い。また、ミシンによっては使用できるボビンが限られている場合があることを説明する。
・ボビンをボビンケースに入れる時は、糸のはしを糸調子バネの下に入れることを確認する。
・ボビンケースの角を大がまのくぼみに入れる時には、カチッと音がするまで入れることを確認する。
・上糸をかける時には、はずみ車を回し、針が上がっている状態であることを確認させる。
・ミシンにより形がちがうので、ミシンに付けられている番号を確かめながら糸をかけるようにさせる。
・上糸が引かれて針穴から抜けないように、左手で上糸を持ち、右手ではずみ車を回して針を下ろし、さらに針を上げて下糸を引き出すことを確認する。
・上糸と下糸はおさえの向こう側に15㎝くらい引き出す。これで、縫う準備は終了である。
[[[評価]]]1
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直線縫いの仕方と方向の変え方、返し縫いの仕方 |
85 |
3.直線縫いをしたり、方向を変えたり返し縫いをしたりして縫う。
(1)直線縫い
(2)方向の変え方
(3)返し縫い
直線ぬい
ぬう方向を変えるとき
返しぬいの仕方
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・直線縫いの仕方を実演する。
・縫い始めの位置に針を下ろし、それから押さえを下ろすことを確認する。
・コントローラーで縫い始めるミシンの場合は、コントローラーの踏み方でスピードを調節することを話す。また、速すぎると針がとび、縫い目がそろわないことも話し、同じスピードで縫うよう注意する。
[[[評価]]]2
・角を縫う時のように、縫う方向を変える時の方法について実演する。
・針が下りている状態であることを確認し、押さえを上げ、布の向きを変えるよう話す。
・縫い始めと縫い終わりは、返し縫いすることを話し実演する。ゆっくり縫うことを話す。
・縫い始めは、2㎝手前に針を下ろすようにさせる。
・返し縫いのレバーをおしている時は左手で布を押さえるので、レバーと布とどちらにも気を配ることを話す。
[[[評価]]]3
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下糸の巻き方 |
30 |
4.下糸の巻き方を知り、下糸を巻く。
下糸のまき方
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・下糸の巻き方を実演する。
・下糸を巻く時は針棒が動かないように、はずみ車の内側のストップモーション大ねじを回すなど、モードを切り替えることを注意する。ミシンによってやり方が異なるので、説明書を確認することを話す。
・巻き方が平らになるように巻くことを話す。
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本時のまとめ |
5 |
5.本時の学習のまとめをする。
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・振り返りカードにより、本時の学習内容を振り返らせる。
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