本キットは、表現としても、フォークダンスとしても扱える内容になっている。ロック調の「W ARAKU」の曲をテーマにして、自分たちで動きを工夫する部分と、まとまりのある動きをする 部分を設定した。そこで、イメージにあった動きを作りだすために、ふるさと学習コンテンツの「日 光和楽踊り」を活用し、和楽踊りの由来や歌詞の説明を見せ、和楽踊りの背景を理解し、表現活動 に生かし、「自分たちのWARAKU」を踊って楽しむ。
・日光和楽踊りの基本の動きを覚える。(2時間)
・「自分たちのWARAKU」をつくる。(3時間)
・「自分たちのWARAKU」を発表し、踊って楽しむ。(1時間)
和楽踊りの由来から、基本の動きとあわせて、力強い動き、元気な動きなどを考えさせ、グループの表現に貢献している。
和楽踊りの由来から、グループ全体の表現となるように、自分たちの持ち味を生かすような動きや踊り方ができる。
グループの話し合いの内容を確認させ、同じように動けるよう支援する。
観察
学習カード
・ 整列し、音楽に合わせて準備運動をする。
・ 本時の学習内容について確認する。
自分たちで工夫した和楽踊りを考えよう。
・前時までに確認した基本の動きを音楽に合わせて行わせてみる。
○ CD、CDプレーヤー
・曲のどの部分を工夫するのかを、音楽を聴きながら確認させる。
・ 和楽踊りの由来から、どんな動きを間奏などに入れたら いいかグループごとに話し合う。
・第1時にも使用した「日光和楽踊り」の内容について、印刷した物をグループごとに配付し、和楽踊りの理解を深めるようにする。
○ 栃木ふるさと学習資料集「日光和楽踊り」
・ 和楽踊りの由来から、どんな動きを間奏などに入れたらいいかグループごとに話し合う。
・ 話し合った動きをもとに、実際に動きながら踊り方を工夫する。
・グループで、一人一人の考えを生かしながら動きを考えるようにさせる。
・動きがでてこないグループにはきっかけになるような動きをヒントとして与える。
※学習カード
◇日光和楽踊りの由来や基本の動きを生かして、自分たちの動きを考えている。
(観察・学習カードの記述分析)
・ 学習カードに本時のまとめを記入する。
・本時のまとめと自己評価を記入させ、次時への意欲づけをする。