ごあいさつ
栃木県立宇都宮中央女子高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本校は、1928年(昭和3年)、宇都宮市塙田町にあった当時の栃木県女子師範学校内に「栃木県立宇都宮第二高等女学校」として、教育界や地域の期待を担って設立されました。その後、戸祭・若草への移転、学制改革、「宇都宮松原高等学校」「栃木県立宇都宮松原高等学校」「栃木県立宇都宮中央女子高等学校」への校名変更など変遷を重ね、令和4年度入学生からは年次進行による共学化に伴い、校名を「栃木県立宇都宮中央高等学校」といたしました。
創立以来の人間教育を根底とした本校の教育は、県内はもちろん全国的にも女子教育の中心的存在として大きな役割を果たしてまいりました。本校で学んだ卒業生は29,000名を超え、「よき社会人 よき職業人 よき家庭人」として様々な分野で活躍しております。
また、季節ごとに色とりどりの花を楽しませてくれる教育環境は、本校の特色でもあり、生徒の豊かな情操を育んでおります。現在、ミニコンサートなどで使用されている登録有形文化財の赤レンガ倉庫は、明治40年の宇都宮への第14師団設置に伴い、第66歩兵連隊の厨房関係施設として建てられたものです。外壁はイギリス積み煉瓦造となっており、宇都宮市に残る軍事関連施設のうち唯一の明治期の建物です。
現在は、各学年普通科6クラス・総合家庭科1クラスであり、生徒は「勉強プラスワン」をスローガンに、日々の学習はもとより文化・スポーツ活動、生徒会活動、ボランティア活動など様々な分野において意欲的に切磋琢磨しながら学んでおります。9割を超える生徒が部活動に加入し、文化部、運動部を問わず多くの部が本県代表として全国大会や関東大会に出場し、優秀な成績を収めております。
社会の発展に貢献する人間性豊かな女性を育成するため、私たちは限りなき情熱を傾け、日々の教育活動に邁進してまいります。本校の教育活動に御理解・御支援を賜りますようお願いいたします。
令和4年 栃木県立宇都宮中央女子高等学校長