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自己評価表
○学校評価とは
平成14年3月の文部省令改正により導入された制度で、各高等学校において、教育水準の向上を図り、各学校の目的を実現するため、教育活動その他の学校運営の状況について自ら点検及び評価をおこなうというものである。
○判定基準 |
記 号 |
A |
大変良くできた |
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B |
よくできた |
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C |
やや不十分 |
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D |
不十分 |
T 全体的な評価
校訓・目 標 |
校 訓 |
教 育 目 標 |
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独立自尊、 進 取 堅忍不抜、 協 調 純真誠実 |
一人ひとりの個性を伸ばし、創造性に富む豊かな人 間性を育て、明るく健康で、幅広い知識と技術を身に つけた産業人を育成する。 |
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教育方針 |
校訓である白楊精神を基盤とする高い志を持つ人間を育てる。 |
評 価 |
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経営目標 |
1 組織的・機能的な学校経営体制を確立する。 |
B |
B |
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2 組織的・系統的な進路指導体制を確立する。 |
A |
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3 教科指導力を高め専門教育を充実する。 |
C |
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4 生活指導を強化し、規範意識を高揚させる。 |
B |
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5 地域貢献・連携を一層推進する。 |
A |
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本年度の 重点目標 |
1 組織的な進学指導を推進する。 |
B |
B |
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2 遅刻防止、身だしなみ向上など全員体制での生活指導を強化する。 |
B |
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3 各学科の指導の柱を明確に示し、学習・進路・資格取得等の指導を強 める。 |
B |
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4 授業力の向上をはかるとともに、長欠者を出さない指導を追求する。 |
C |
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U 各部・学年・学科の評価
評価項目 |
今年度の具体的目標と方策 |
評 価 |
次年度への課題・改善策 |
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学校運営 (教務) |
教育計画の立案と行事の円滑な実施 →学期毎の授業時数の均等化を図る |
B |
B |
昨年よりも授業交換ができた。 今後も早めに補充する。資料や 説明を減らして会議を短縮し、 生徒や研究に向き合う時間を増 やす。新教育課程の編成に早め に取り組む。奨学金窓口の周知。 |
生徒の毎日の出欠状況の把握 →出欠白板を新設し効果的活用を図る |
B |
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奨学・育英に関する広報活動の充実 →不況対策として、奨学金一覧を配布 |
A |
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学習指導 |
教科指導の工夫・強化 →授業公開により自らの指導を見直す |
A |
B |
授業公開実施率を高めるため、 各科への働きかけを強化する。 実施適期も検討する。また、他 部との更なる連携が必要。さら に2・3学年の課題テスト科目 に「一般常識」を加える。 |
授業規律の確立 →担任との連携強化と早期指導を実施 |
B |
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基礎学力の養成 →漢字テストを有効利用する |
B |
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評価項目 |
今年度の具体的目標と方策 |
評 価 |
次年度への課題・改善策 |
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生徒指導 |
生徒指導のルールの整備と共通理解の 推進 →関係部等から情報収集と調整 |
B |
B |
生徒指導の問題点を整理して 即対応できる機動力のある組織 とし、更に遅刻者減少の方策や 携帯電話提出増加の方法を考え、 実施する。そのために、指導に 従う生徒の育成を強化する。 |
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欠席・遅刻・早退の防止 →登校時及び放課後の遅刻指導の徹底 |
A |
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携帯電話校内使用禁止の徹底 →預かり指導及び使用時の指導を実施 |
B |
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進路指導 |
組織的・系統的な進路指導体制の確立 →全職員一丸による面接・小論文指導 |
A |
B |
各学科とも共通した温度差の ない指導、全職員一丸となった 指導、チューター制に近い指導 等、組織的な進路指導体制をあ る程度実現できた。次年度は細 部までも更に徹底する。 |
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生徒の進路意識の喚起・高揚 →早期からの進学者面接指導の実施 |
B |
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進学・就職者に対する基礎学力の向上 →進学補習と個別指導を充実する |
B |
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特別活動 |
生徒の自主的な運営・活動の斡旋 →生徒会を中心とした行事の企画運営 |
A |
B |
・他校の生徒会役員との交流活 動を活発にし、視野を広げる。 ・部活動の意義を新入生に理解 させ、加入率を一層高める。 ・LHRにおける施設設備の有 効活用と利用率の向上を図る。 |
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生徒の実態把握と部活動の奨励 →部活動加入率の向上を図る |
C |
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福祉活動の意義の理解と実践の推進 →募金や施設訪問等体験的活動を拡充 |
A |
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健康指導 |
健康的な生活習慣の確立 →保健だよりの活用と疾病予防の推進 |
A |
A |
健康的な生活習慣の確立と感 染症に対する意識をより高める。 安全教育に関して、体育行事の 安全・救急対策に関してより綿 密な計画立案と日常の安全点検 を周知徹底させたい。 |
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性教育の推進及び性感染症予防 →講演会等により意識の高揚を図る |
A |
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安全教育の徹底 →体育的行事の安全・救急対策の確立 |
B |
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図 書 館 |
「朝の読書」」の定着・活性化 →正副担任による指導を推進する |
B |
A |
「朝の読書」は学年間・クラ ス間に多少の温度差があり次年 度はこの解消が課題である。ま た、図書館利用を促すため、図 書館主催の講座などイベントを 開催する。 |
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図書館と各科・教科との連携 →関係者が望む図書資料の充実を図る |
A |
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図書資料の充実 →利用者の需要に応じた図書の購入 |
A |
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情報管理 |
校務・校内LAN環境の整備 →使いやすい共有フォルダの作成 |
A |
A |
一部の教員に負担が集中した。 特にマクロは一部教員にしか理 解できるものではないので今後 の対策が必要。情報管理担当は 情技科職員だけでなく、他科か らも広く人員を配置されたい。 |
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校内票簿類の準備・整理・作成 →使いやすくする工夫を図る |
B |
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利用者の望むホームページの作成 →ユーザーが分かりやすいものを作る |
A |
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環境整備 |
ゴミの減量と分別回収の徹底 →分別回収場所の周知徹底を図る |
A |
A |
ゴミの捨てやすさ、カラスな どによる散乱防止を兼ねて、集 積場所の変更を行う。綿埃対策 として、廊下・階段等への掃除 機の導入を事務に要望していく。 |
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環境学習の推進 →体験的活動を通して意識を高める |
B |
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委員会活動の活発化 →花壇整備や廊下のワックスがけなど |
A |
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評価項目 |
今年度の具体的目標と方策 |
評 価 |
次年度への課題・改善策 |
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渉 外 |
PTA活動の活性化 →計画と連絡調整を確実にする |
B |
A |
・日曜日にPTA総会を開催し、 出席率が向上した。反省改善点 を十分に検証し次年度に生かす。 ・同窓会の支会活動がより活発 化するような働きかけを行う。 |
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生徒の行事・活動への協力と支援 →行事への参加・協力活動を促進する |
A |
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同窓会活動の活発および円滑化 →諸活動の計画性と円滑化を図る |
A |
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農 場 |
資格取得指導の充実 →全員が受験する資格をつくる |
B |
A |
・資格取得のための補習を体系 的に実施し、今年以上に成果が あがるようにする。 ・これまで以上に、地域や社会 に貢献できるような活動に積極 的に参加する。 |
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学校農業クラブ活動・研究活動の充実 →各種発表会・コンクールに参加する |
A |
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地域連携・地域貢献事業の実践 →イベント・ボランティア等への参加 |
A |
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1 学 年 |
基本的生活習慣の確立
→遅刻や欠席の 防止と正しい身だしなみの強化 |
A |
A |
全体的に遅刻・欠席の少ない 学年で指導しやすかったが一部 に不登校生徒が出てしまった事 は残念である。進路についての 具体的な目標を持たせ、早いう ちに意識付けをさせる。 |
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基本的学習習慣の形成 →始業時間の確立と基礎学力の向上 |
A |
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進路実現のための意識高揚 →進路に関する情報提供の充実 |
B |
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2 学 年 |
基本的生活習慣の確立 →「身だしなみ」の指導と教室の美化 |
B |
A |
欠点者の減少や問題行動の減少 により、全体として充実した学 年となった。次年度は、3年生 としての落ち着きと自覚を持た せ、更に進路意識を高めて、全 員の進路実現を目指す。 |
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知識や技能の習得の強化 →検定の積極的参加と自主学習の定着 |
A |
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個々の目標に応じた進路実現 →進路情報提供の充実を図る |
A |
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3 学 年 |
基本的生活習慣の確立 →欠席・遅刻の防止 や容儀・礼法指導を徹底する |
B |
B |
3年生になっても遅刻・欠席 の多い生徒がいた。容儀・挨拶 については良い方であったと思 うが、場に応じた礼法は不十分 で改善が必要。面接指導は充実 して良かったので継続されたい。 |
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学習意欲の高揚をはかる →基礎学力・知識を向上させる指導 |
B |
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個々の目標に応じた進路実現 →進路に応 じた個別指導(面接・小論文)の充実 |
A |
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農 経 科 |
農業後継者、関連産業従事者の育成 →目的意識を高める指導及びPR活動 |
B |
B |
・中学校を訪問して学科をよく 説明、後継者の出願を一層促す。 ・個別指導開始と進路決定時期 を早める。面接指導方法も改善。 ・生活面との関連が深い。担任 や生徒指導部と連携強化する。 |
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適正な進路指導と生徒の自己実現 →進路希望先の情報提供を拡大する |
A |
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実験・実習を通した生活指導の充実 →就業体験や交流事業等の機会を活用 |
B |
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生 工 科 |
新科目の実施 →生物活用・環境バイオなどを実施 |
A |
A |
・学科の指導内容の充実を図る。 特に実験実習指導を改善する。 ・指導者自身がテーマを持ち、 生徒と一緒に研究に取り組むよ うにする。 |
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調査研究活動の活発化 →「一人一研究」を実践する |
B |
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全員の資格取得 →教育課程に位置づけて資格を取る |
A |
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評価項目 |
今年度の具体的目標と方策 |
評 価 |
次年度への課題・改善策 |
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食 科 |
専門科目の興味関心を高め知識・技術 の向上を図る
→学科部を活性化させる |
B |
A |
・一部教員が負担増となってい る。軽減する対策が必要。 ・農業技術検定を全員受検する。 ボイラー、毒劇の合格率アップ。 ・科関連産業への就職率の向上。 (現在70%を改善する) |
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資格取得の充実 →危険物合格率向上と食の検定実施 |
A |
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進路指導の充実 →科の特性を生かした進路選択の推進 |
A |
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農 工 科 |
資格取得(測量士補・危険物乙種4類) →全体指導、個別指導を充実させる |
B |
A |
・測量士補(2名)乙4(0名)。 取得しやすい資格から拡げたい。 ・休日も熱心に活動し、成果が 多かった。広報誌にも載った。 ・3年生全員の進路が決定した が下級生の指導は工夫が必要。 |
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環境教育の推進(棚田・河川・池沼) →活動地域や活動時間を拡大する |
A |
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四大進学と就職の職種拡大、文武両道 →個性や実績に応じた進路指導の展開 |
A |
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情 技 科 |
資格取得の充実 →検定・特別教育講習に取り組む |
A |
A |
厳しい進路状況に対応するた め、各種資格取得者の増加を図 る。また、甘い考えを持ってい る生徒が多いので、低学年のう ちから意識改革に取り組む。 |
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各種競技会・コンテストへの参加 →専門科目の実戦的活動の実施 |
B |
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進路指導の改善
→各学年のレベルに応 じた進路指導の展開を図る |
A |
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流 経 科 |
豊かな人間性、創造力、企画力・実践 力の育成
→授業や行事の機会を生かす |
B |
A |
・授業を通しての躾教育を強化。 ・低学年のうちに高度資格取得 への意識付けとサポートシステ ムの確立を図り、三冠を増やす。 ・多様な進路に対応するため外 部の実習や活動への参加を促す。 |
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ビジネスに関するスペシャリスト育成 →各種資格に積極的に挑戦させる |
A |
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個に応じた学校生活の充実と進路実現 →面談を充実し、生徒を深く理解する |
A |
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服 デ 科 |
家庭クラブ活動の活発化 →発表大会に向けての活動に取り組む |
A |
A |
・家庭クラブ員全員が活動でき る研究内容を今後も検討する。 ・資格取得者をさらに増やす。 ・授業時間の確保(実習教科は作 品を仕上げなければならない)と 学習内容の見直しを進める。 |
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資格取得の向上 →各種資格の積極的な紹介と挑戦 |
B |
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学科の特性に基づいた学習指導の徹底 →ファッションショーを成功させる |
A |
全体を通して
「変革の時代」、「百年に一度の不況」といわれる今だからこそ、一人一人の国民の人格形成と国家・社会の形成者の育成を担う教育の役割は重い。しかし、教育が成立するための基本的な条件として、教師と生徒や保護者、さらには地域社会や企業との信頼関係は何より不可欠である。また、そのためにも、学校の情報や課題を保護者や地域の方々と共有することを通して、学校運営に参画していただき、開かれた学校づくりを進めていくために「学校評価」の意義は大きい。
幸い、アンケート結果からは、大多数の本校生が学校生活を楽しんでおり、学習活動や部活動、研究活動に充実した時間を過ごしていることが分かる。また、本校生の活躍はしばしばマスコミで報道され、その結果として県下一の入学希望者数も得た。しかしながら、わかりやすい授業の展開、進路決定の質的な改善、容儀や言葉遣いの指導、生徒が気軽に相談できる環境づくり等々課題が山積していることも承知しており、「白楊高校中長期改革プロジェクト」(仮称)に着手したところでもある。ぜひこの機会に、皆様の忌憚のない御意見、評価をお願いしたい。